玉ちゃんという高校時代の
友だちとカラオケに行くと、
いつも二人で
サイモンとガーファンクルの
『スカボローフェア』をデュエットします。
英語はよく知らない二人なので、
歌詞はなんとなくの滅茶苦茶。
たぶんネイティブの人が聴いたら、
日本語の歌だと勘違いすると思います。
で、あるとき、
どうせなら歌詞の意味を
わかろうと思って、
よくよく英語の詩を読んでみたんです。
すると、あらあら。
1つの歌の中に
2つの物語(というか情景?)が
組み込まれているじゃありませんか。
ふーん、そうなんだ。
そんな文章のつくり方もあるんだな。
と、しきりに感心したのでした。
で、この『ジャコバン派の独裁 小説フランス革命14』。
情事の場面を描きつつ、
それと並記しながら、
革命の状況や社会のあり方を思い悩む
青年の気持ちが、列記されていくっていう
『スカボローフェア』ばりの
書き方をしてました。うん!面白い!
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら。
**********************