2013年9月27日金曜日

『魔界都市ブルース〈1 妖花の章〉』(菊地秀行)読みました。

初めて会った人でも、
ちょっとした共通点を見つけるだけで、
親しくなれちゃうもんですよね。

ぼくは足裏をべったり地面につけてしゃがみ込む、
いわゆるヤンキー座りができないんですが
(どうしても、かかとが上がっちゃう)
初対面の人でも、なんかの拍子にその話題になり
「えっ、私もできないんです!」と言われると、
もうそのネタだけで、めちゃ盛り上がれる。

まあ、そんなくだらないことだけじゃなく、
誕生日が同じだったり、
共通の友人を偶然見つけたり、
同じ趣味を持っていたり、
同じ本が好きだったりすると、
仲良くなるための時間が短縮できる。

で、この『魔界都市ブルース 妖花の章』。

作者は菊地秀行さん。
漢字が少し違う(地と池)けど、
ぼくと同じ名字です。

これは、ばりばりの共通点。

だから、あれこれすっ飛ばして、
作品にもすぐにのめり込んじゃうんだろうな
と思っていたんです。

でも、自分の好みと違う可能性もないことはない。
もし好きじゃないな、と感じたら、
「共通点あり=即仲良し」の法則が崩れちゃう。

ヘンなところが気になってしまうぼくは、
その法則が成り立たなくなることを、
なぜかずっと恐れてたんです。

だから今まで、
菊地さんの作品は1冊も読んだことなかった。
それを今回、意を決してチャレンジしたってわけです。

結果、
どんな法則にも例外があるってことを学びました。


※ちなみにこの本は、スマホの電子書籍で読みました。
Amazonにはなかったので、
「honto」という電子書籍ストア(↓)で買いました。
http://honto.jp/ebook/pd-series_B-MBJ-299235-3-2423X.html

でも、このリンク(↓)Amazonに飛びます。




**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************