2013年9月18日水曜日

『皆勤の徒』(酉島伝法)読みました。

ぼくは、ピカソさんの絵が理解できません
(「絵画は理解するものじゃない感じるものだ」
 なんて言われそうですが…)

でも、たくさんの人がイイって
評価してる事実は、理解できます。
絵そのものは理解できないんだけど、
たくさんの人がどのヘンにイイって感じるのかは、
なんとなくわかる。

もう結論を書いちゃった気がしますが、
これだけだと短すぎて手抜きと思われるので、もう一つ。

ピカソさんとは逆に、
絵のほうはなんとなく理解できても、
周りの評価が理解できない画家さんもいます。

セザンヌさん。

あの絵は誰が見ても、
何を描いたものなのかわりますよね。
でも、勉強不足で感性がちょろちょろのぼくは
「これってどこがそんなに凄いの?」
って思っちゃうんです。

で、この『皆勤の徒』。

ぼくが感じているピカソさんの絵でした。

この本の最初の10ページくらいを読んで、
ぼくがなんでピカソさんを
例に出したのか、わかった人は
「ネタバレ」と注意書きされてる巻末の解説を
全部読んでから、物語に戻ることをおすすめします。


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