2013年9月19日木曜日

『精霊の守り人』(上橋菜穂子)読みました。

少し前(その本を読んだことは覚えているけど、
内容は忘れちゃうくらいの少し前)、
シリーズで刊行されている、
とある本の1巻目を読みました。

シリーズといっても、
その本は1冊ごとに話が完結しています。
だから、そのまま2巻目に進まなくても、
続きが気になるわけではありません。

んで、そのときは
「次の巻を読むまでもないかな」って感想でした。
つまらないわけじゃないけど、
ほかにも読みたいって思いながら
積んである本がたくさんあったんです。

そうやって違う本を読んでいくうち、
そのシリーズ1巻目のお話も
忘れてしまうくらいの時間がたちました。

そんなとき、
たまたま読んだ別の本が、
わくわくどきどきほんわかで、
ごっつ面白かったんです。

「わーっオモロイ!」
って思いながら、気づきました。

「この作者、1巻だけで読むのをやめた
 あのシリーズを書いた人だ!」

これはきっと、
最初に読んだときのぼくの感覚がヘンだったんだ。
もう一回読み返さないといかん!
絶対面白いはずだから。

まーそうやって読んでみたんです、1巻目。
したら、
やっぱ最初のときと同じ感想
「うーん、次の巻は読むまでもないかな」でした。
ぼくの感覚は、ぼくと同じだったということですね。

つまりこの『精霊の守り人』が、
そのシリーズ1巻目なのでした。
でも念のため、
今度は2巻目読んでみようかな。


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