仕事の関係もあって、
『数学ガール』とか『いかにして問題をとくか』とか
数学まわりの本を読んで、ちと参考にしています。
そうした本にごりごりと目を通しているとき、
ふと思いました。
「なんで指数がこんなに出てくるんだ?」
指数って、数式の中のxとかyとかの
右肩に小さく乗っている2とか3とかのアレです。
同じ数をかけるって意味ですよね。
それが、あちこちに出てくるだけの
重要性がわからなかったんです。
たんなるかけ算ならわかります。
袋にりんごが3個入っていて、
その袋が5つあったら3×5で合計が出せる。
という感じで、
かけ算なら日常的に活用する場面を
すぐ思いつきます。
でも、
同じ数と同じ数をかけ算するって
「いつ使うんだい?」と自分に問い掛けたら、
「そうか正方形の面積を出すときだ」
と1つだけ答えが出てきて、
ほかには思い浮かばなかった。
そんなもんが、
毎ページ何カ所も数学の本に出てきていいんだろうか。
それだけじゃなく、
同じ数を掛けると、もとに戻るなんていう記号(ルート)も
うじゃうじゃ出てくる。
こりゃひょっとしたら、
ぼくの無知さ加減がとんでもなくて、
世の中のこと、
ちっともわかってないからなんだろうか。
どうなの? 指数ちゃん。
ってときに、目についたのが、
この『世界は2乗でできている』。
わお!
もろ、ぼくの疑問に答えてくれそうな
タイトルじゃないですか!
えーっ……でもですね。……残念でした。
たぶんぼくの理解力がないことが主な原因で、
すんなりすっきりする答えは見つかりませんでした。
まぁいいか、また違う本を探そっと。
世界は2乗でできている 自然にひそむ平方数の不思議 (ブルーバックス)
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小島 寛之
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