人の容姿にしても、本の内容にしても、
キレイすぎるのは、敬遠しちゃう。
そんな話を前にも書きました。
美人すぎたり、美男子すぎたりは、
なんだか痛々しく感じちゃう。
自分の不器量さに対するコンプレックスなんですけどね。
それ実は、
この『ラブオールプレー 夢をつなぐ風になれ』の
第1作目のときに書いた感想なんです(この本は3作目)。
内容がキレイすぎちゃってるな、って。
んで、この3作目も同じでした。
キレイさによけい磨きがかかってる感じ。
「あとがき」や「解説」でも、
「キレイなものだけ書いたんです」みたいなこと言ってます。
なので、ぼくにとっては、
ちょっと腰が引けちゃう本でした。
1作目、2作目が「大好き!」だった人は、
3作目も裏切られることはないでしょう。
でも、そこで「少しお腹いっぱい」って感じた人は、
ぼくと同じ印象を持つんじゃないかな。
とはいえ、シリーズが3作も続けて出せるってことは、
それなりに人気があるって証拠だろうから、
みんなキレイなものを求めてるんでしょうね。
ぼくみたいはへそ曲がりを除き。
(P[こ]4-3)ラブオールプレー 夢をつなぐ風になれ (ポプラ文庫ピュアフル)
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小瀬木 麻美
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