2010年7月12日月曜日

よろしくお願いします。

『やきにく丼、万歳!―オヤジの背中、息子の目線』読みました。

 この本は大学生の娘が買ってきたもの。
 教えてもらっている先生の本だからと、ぼくにも読ませてくれました。

 ジャンルはエッセイ集。
 自分と息子を中心に、ほんわかイメージの奥さんもときどき登場して、日々の出来事や子育て観みたいなものをつづっています。
 それなりに楽しく読めました。

 本の中で紹介されている息子とおやじの関係はとっても面白い。
 でも、表現は抑え気味でたんたんと書き進められてる感じです。
 この「たんたん」が「ぎとぎと」だったり「しゃきしゃき」だったりすると、ぼくのほうが「めろめろ」になると思える本。最近は、娯楽作品ばかりに慣れてしまった単純読者のぼくは、どこかに極端にかたよったほうが、ストンとくるんです。

 とりあえずは「娘をよろしくお願いします」……かな。


やきにく丼、万歳!―オヤジの背中、息子の目線
やきにく丼、万歳!―オヤジの背中、息子の目線佐藤 洋二郎


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