2023年12月14日木曜日

『トルコ怪獣記』(高野秀行)読みました。


もしかしたら勘違いかもしれませんが、
最近、本を読んでいる人が
多くなっているように感じます。

といっても、
通勤で使っているバス車内限定ですが。

なので、ぼくと同じ路線の地域に
たまたま本好きの人が多く引っ越してきたとか、
ぼくより先の停留所付近に、
どうしても本を読まなくちゃいけない人が
たくさん住むところができたとか、
(例えば複数出版社の合同社員寮。
 そんなものがあるかどうか知りませんが。
 それに、ほかに示せる例も思い浮かびませんが)
そういう偶発的な理由だとも考えられ
(実際に増えているかどかも不確かなので、
 理由うんぬんまで言及するのも憚れるけど)
世の中全体の傾向とはいいません。

いいませんが、
多くなっている気がします。

あ、本っていっても電子書籍じゃありません。
紙の本。それも、バスで読むので小さい文庫本です。

ぼくがその箱型集団移動装置に揺られているときは、
乗車して吊り革や手すりにつかまった瞬間、
もしくは運良く座席に腰掛けたコンマ2秒後に、
文庫本のページに目を落としているので、
ほかのお客さんの様子は
ほとんど眼中にはなかったんですが、
それでも、
ちょっと揺れが激しくなったタイミングなどで
文庫くんから目を離すと、1人や2人は、
ぼくと同じに片手でページを開いている。

少し前は、スマホだらけで、
紙の本は皆無だったような覚えがあるんだよなあ。

で、この『トルコ怪獣記』。

そんなふうにバスの中で読んだ本です。
面白かったです。




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