2023年5月16日火曜日

『マシンフッド宣言(上)』(S・B・ディヴィヤ)読みました。


最後通牒ゲームってのを初めて知りました。
自分と共犯者が黙秘するか自白するかの
「囚人のジレンマ」は、
なんとなく聞いたことあるように思うのですが、
それと同じようなゲーム理論の仲間みたいです。

2人が参加して賞金を分け合うゲーム。

名前は、KさんとNさん
(ちなみに、ぼく「きくちのりよし」の頭文字)
賞金は10万円としましょうか。

はじめに提案者と回答者が決められます。
提案者がKさん、回答者はNさんになったとしましょう。

提案者のKさんは賞金を分ける割合を決められます。
5万円ずつの折半でもいいし、
自分が10万円、Nさんがゼロ円でもいい。

そんで回答者のNさんは、
提案された割合を聞き、イエス・ノーを判断します。

イエスなら2人とも
Kさんの示した割合の金額をもらえる。
でもそこでノーと答えると
2人とも何ももらえない。

Nさんにしてみれば、
自分が1万円で相手が9万円と提示されても、
ゼロより多ければ何も損はなく
お財布は温まるんだけれど、
自分のほうが少ないと
「ノー」と答える人が結構いるんだって。

で、この『マシンフッド宣言(上)』。

あ、間違った。
最後通牒ゲームが出てきたのは、
この本の次に読んだ『悪意の科学』でした。
すみません。




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