2023年4月4日火曜日

『踏切の幽霊』(高野和明)読みました。


もうだいぶ前の話ですが、
友だちのすすめに従って
平山夢明さんの『ダイナー』を読み、
一気にファンになりました。
(とはいえ、平山さんは
 怪談モノも書いているけど、
 そっち系は怖いから1冊も読んでません)

それからしばらくして何冊かかじったあと、
ぼくのもう一人のお気に入り作家・京極夏彦さんと
その平山さんが一緒に出演していたラジオ番組が
本になってるってことを知り、
(『バッカみたい、読んでランナイ!』)

これまた何年か前に、
嬉しくてよだれ垂らしながら読んだ覚えがあります。

ラジオ番組で暴れる2人の作家のバカ話を読んでると、
山本周五郎賞をとった小野不由美さんの『残穢』に、
平山さんの実体験の怪談話が
そのまま使われているってエピソードが出てきました。

「わーあの話か!」読んだわ、読んだ。

その『残穢』は、
怖すぎて手元に置いておくのも恐ろしく、
本好きの友だちにプレゼントしちゃったほどの作品なんです。

で、この『踏切の幽霊』。

題名からして
友だちへの進呈コースを覚悟して読みました。
でも怖さはそれほどではなかったので、
今はそのまま本棚に鎮座しています。




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