もうだいぶ前の話ですが、
友だちのすすめに従って
平山夢明さんの『ダイナー』を読み、
一気にファンになりました。
(とはいえ、平山さんは
怪談モノも書いているけど、
そっち系は怖いから1冊も読んでません)
それからしばらくして何冊かかじったあと、
ぼくのもう一人のお気に入り作家・京極夏彦さんと
その平山さんが一緒に出演していたラジオ番組が
本になってるってことを知り、
(『バッカみたい、読んでランナイ!』)
これまた何年か前に、
嬉しくてよだれ垂らしながら読んだ覚えがあります。
ラジオ番組で暴れる2人の作家のバカ話を読んでると、
山本周五郎賞をとった小野不由美さんの『残穢』に、
平山さんの実体験の怪談話が
そのまま使われているってエピソードが出てきました。
「わーあの話か!」読んだわ、読んだ。
その『残穢』は、
怖すぎて手元に置いておくのも恐ろしく、
本好きの友だちにプレゼントしちゃったほどの作品なんです。
で、この『踏切の幽霊』。
題名からして
友だちへの進呈コースを覚悟して読みました。
でも怖さはそれほどではなかったので、
今はそのまま本棚に鎮座しています。
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