2022年6月2日木曜日

『恋大蛇 羽州ぼろ鳶組 幕間』(今村翔吾)読みました。


読むのが遅いぼくは、
1日で読み終えられる本など、
ほとんどありません。

したがって、
どこまで読んだのか目印になる栞が必要です。

あっそうだ、
北村薫さんの小説に出てきた読書好きの主人公は、
読みかけの本を途中で一旦閉じるとき、
そのページ番号をぢいっとみらみ、
脳みそに焼き付けるようにしておけば、
栞を使ったり紙面の端を折ったりしなくても、
次のときには、間違いなく
前回読み進めた最後の部分を開けるって
特技のようなものを身につけていました。

その技、欲しい気もするけど、
別々の3冊を同時に読んでいるぼくは、
もしページ番号を覚えられたとしても、
どの本がその番号なのか、ごっちゃになって、
結局ダメだろうな。

なので、栞。
本の中に新刊広告なんかの紙片が入っているときは、
それを利用します。
入っていないときは、読み終えた他の本から、
そうした紙片を引き抜いて使います。

それがつい最近、
おしゃれな栞をプレゼントしてもらったんです。
プラスチックなんだけど
ペラペラ感がちょうどよくて、
3枚セットだったので、
いつもフル回転で活躍しています。

で、この『恋大蛇 羽州ぼろ鳶組 幕間』。

3枚の中のひとつ、
北斎の赤富士がデザインされた栞を使って
読み進めました。
内容は富士山とは関係ないけど、
時代的にぴったりでした。




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