2022年6月23日木曜日

『ファイアスターター(下)』(スティーヴン・キング)読みました。


去年から今年までの読書リストを眺めていて、
五つ星評価をつけたのは何個あるかなと、
数えてみました。

140冊中9冊。率にして6・5%です。
だいたい15〜16作品に目を通して
1つ見つかる感じですかね。

そんなことしてたら、
ちょっとした傾向に気づきました。

高評価は、
上下分冊になっているものが多いようなんです。

確かめて見ると、
2巻に分かれているのは10冊(5作品)あって、
そのうち五つ星が4つありました。

10の4だから40%。
全体の6・5%からすれば6倍以上の確率です。

そりゃまあ、一つの作品が気に入ったら
上下の両方の巻に満点をつけるだろうから、
1つで2倍おいしいキャラメルのような計算になって、
割合も高くなるんじゃないって思いきや、

その10冊(5作品)の上下ともに
満額評価がついているのは、
まったくなかったんです。

『カササギ殺人事件』は
上巻が「4」で下巻が「5」
『ヒトコブラクダ層ぜっと』は
最初が「5」で次が「4」ってな具合です。

で、この『ファイヤスターター(下)』。

これ4つにしました。上巻は5だったのに。
今いった法則に
無理やり当てはめようとしたわけじゃないんです。
普通なら5にしてたと思います。

でも、上巻が面白すぎて
そこからちょい失速しちゃったなと思ったから。
比較するものがあると不利なのかも。




**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************