去年から今年までの読書リストを眺めていて、
五つ星評価をつけたのは何個あるかなと、
数えてみました。
140冊中9冊。率にして6・5%です。
だいたい15〜16作品に目を通して
1つ見つかる感じですかね。
そんなことしてたら、
ちょっとした傾向に気づきました。
高評価は、
上下分冊になっているものが多いようなんです。
確かめて見ると、
2巻に分かれているのは10冊(5作品)あって、
そのうち五つ星が4つありました。
10の4だから40%。
全体の6・5%からすれば6倍以上の確率です。
そりゃまあ、一つの作品が気に入ったら
上下の両方の巻に満点をつけるだろうから、
1つで2倍おいしいキャラメルのような計算になって、
割合も高くなるんじゃないって思いきや、
その10冊(5作品)の上下ともに
満額評価がついているのは、
まったくなかったんです。
『カササギ殺人事件』は
上巻が「4」で下巻が「5」
『ヒトコブラクダ層ぜっと』は
最初が「5」で次が「4」ってな具合です。
で、この『ファイヤスターター(下)』。
これ4つにしました。上巻は5だったのに。
今いった法則に
無理やり当てはめようとしたわけじゃないんです。
普通なら5にしてたと思います。
でも、上巻が面白すぎて
そこからちょい失速しちゃったなと思ったから。
比較するものがあると不利なのかも。
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