2022年6月16日木曜日

『ファイアスターター(上)』(スティーヴン・キング)読みました。


昔発行された本で
今では新しく印刷しなくなっているもの
(最初「絶版」と書いたんですが、
 意味が合っているか不安になり
 パソコン辞書で検索したら
 「一度発行した書籍の印刷・販売を中止すること」
 「印刷用の版を廃棄すること」と出てきて、
 ぼくが言いたいものとは
 正確には違うんじゃないかと思いました。
 出版社としては印刷や販売の中止を
 決めているわけじゃなく、
 印刷の版も捨てていない状態のまま、
 増刷しなくなっているものはたくさんあって、
 もしかしたら、そんな宙ぶらりん作品のほうが
 多いのではないかと想像しちゃったからです。
 だから「絶版」というできれば避けたい言葉を、
 できたので避けちゃいました。
 とするとこんな言い方でもいいかな
 →「優柔不断状態で追加印刷しないまま
   放っておかれている作品」)
は、いつも利用している新刊の書店で
在庫が売り切れちゃったら、
その店には並んでいません。
だから買えない。

でももしかしたら、
何かの間違いで入荷するかもしれない。

本屋さんの棚の下にはよく引き出しがついていて、
そこには棚差ししない在庫的な本が収められているけど、
その隅っこのほうに隠れていたのを、店員さんが発見し
「まっいいか。
 棚にはちょうど隙間が空いたし、並べるか」
となるかもしれない。

などと淡い期待を抱きつつ、たぶん6年ほど、
見つけたら買う本リストに入れ続け、
それでも入手できずに、
仕方なくブックオフの入荷お知らせ機能を使って購入した本。

それが、この『ファイアスターター(上)』。

めっちゃ面白かったです。
下巻も同じ方法で入手済みです。




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