2021年10月5日火曜日

『ヒトコブラクダ層ぜっと(下)』(万城目学)読みました。


マラソンをしている友だちは、
走っている途中で
常にペースを考えていると言ってました。

でも毎朝6キロの道のりを
走って会社に行くぼくは、
ペースのことなど考える余裕はありません。

へろへろの足どりで、
「よし4分の1まで来た」
「あ、あと半分」
「もうちょい、3分の2は過ぎた」
「あと1キロもない」
「ゴール見えた、もうちょい」と、
走り終えることしか頭にありません。

始めはのろのろペースで体力を温存し、
徐々にスピードを上げて
走り切るのがいいんでしょうが、
もう十年もランニング通勤しているのに、
のろのろとアップペースの
区別ができないんです。

のろのろ走っているつもりでも、きつくて、
速度上げれば、さらにきつい。

ひょっとしてある程度継続すれば、
友だちのいうように
ペース管理もできるようになるかと
思っていたんですが、
十年でもまだ足りないようです。
とはいえ、最後の10メートルだけは、
力を振り絞ってダッシュしてるんですけどね。

で、この『ヒトコブラクダ層ぜっと(下)』。

上巻は猛ダッシュの疾走感で5つ星をつけました。
その分、スタミナが続かなくなった
ような気がする下巻は星1つ減っちゃいました。
もしペース配分が逆に感じていたら、
たぶん上下巻ともに星5つだったと思います。




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