2021年8月26日木曜日

『ザリガニの鳴くところ』(ディーリア・オーエンズ)読みました。


確かどこかの本の解説文に、
日本では特にネタバレを嫌う傾向がある
と書いてありました。

そうなんですかね。
ほかの国じゃ物語の結末を話しちゃっても、
それほど文句は言われないんでしょうか。
まあ、人によりけりか……。

前にもいったと思いますが、
ぼくは読んでいる本の
中身の部分が終わったら
すぐに表紙を閉じて、
自分なりにストーリーを思い返したいので、
解説とかあとがきとかは、
本文に入る前に目を通しておき、
最後に読まなくてもいいように
しておくんです。

だからその付属部分に
お話の仕掛けを明かしてしまうような
内容があったら、
楽しみが半減するかもしれない。

でも、ね。
大丈夫なんですよ、ぼくの場合。
ネタバレ攻撃に対抗できる
強い味方がいるんです。

それは持ち前の軟弱な記憶力。

読む前に結末がわかっていても、
本文を読んでいる何日かの間に
忘れちゃうんです。
面白い話のときは特に。

その物語にのめり込んでいるから、
解説でいってたことなんて
頭からすっ飛んでる。

まあ、最初にもいった通り、
日本のお国事情が忖度されて、
ネタバレの解説なんか、
あまり見ないですけどね。

で、この『ザリガニの鳴くところ』。

いやいや面白かったです。
これならホントに、
最初から犯人を知っていても、
忘れて読み進められるでしょう。





**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************