2021年4月27日火曜日

『アルカトラズ幻想(下)』(島田荘司)読みました。


もうなんやかんやで
10年以上前になるんですが、
その頃はえんやこらと
チャリンコ通勤してたんです。

当時の自宅から会社までの距離は、
10キロほど(今は5キロほど)です。

ママチャリよりは少しスポーツちっくな
マウンテンバイク。
通勤に使っていたときには、
しょっちゅうサイクルショップに行って、

握りに力を入れすぎるからなのか
すぐへたれてくるグリップをたびたび新調したり、
奮発して1万円ほどもするサドルに付け替えたり、
定期的にチューブやタイヤ交換したりと、

モノを大切に扱わないぼくとしてはめずらしく
結構メンテしてたんです。

ほんで、その自転車、
今でもたまに使います。

買った時期は正確には覚えていませんが、
マウンテンくんはもう20年選手になるでしょう。

ほんで、日々の通勤で使わなくなった今では、
まったくメンテしてません。
(いや、タイヤの空気はときどき入れます)

すると当然あちこちに不具合が出てきます。
一番困るのは、
ペダルを踏む足に力を入れ過ぎるたとき、
チェーンがギアの周りを滑って空回りすること。
それでも無理くり、
ガリガリ音を立てながら走らせているんです。
ごめんなさい、マウンテンくん。

で、この『アルカトラズ幻想(下)』。

読書中、無理くりのガリガリって音が
聞こえてくるような本でした。




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