2021年4月20日火曜日

『立つ鳥の舞 くらまし屋稼業』(今村翔吾)読みました。


何日か前、高校野球の結果を、
夜のニュース番組内で伝えていました。
確か決勝戦とか言っててスポーツコーナーの
トップで紹介していました。

野球もそうだけど、ほかの人がやっているスポーツは、
全般的にあまり関心がないので、
熱心に観たわけじゃないんですが、
(だから、優勝校の名前も覚えてない)
そのときは「おっ、なんかいいな」って感じたんです。

何がよかったかっていうと
最初に結果を伝えてくれたこと。

「高校野球の決勝戦で何とか校(名前、覚えてません)が
 勝って優勝しました」みたいな感じで始まり、
その次に試合開始からの流れを追って、
見せ場なんかをちらちら出して、
球児のやったーって顔を映して勝利者インタビュー、
アナウンサーがまとめて、次のニュースになりました。

いつも観ている感じだと、
(熱心に観ているわけじゃないですが)
もう終わっている試合なのに
結果はあえて言わないで、
視聴者をじりじりさせて、
最後にやっと教えてくれるって流れです。
そこにどうも作為を感じてしまい、
むずむずしてたんです。
それがなかったからよかったなと。

で、この『立つ鳥の舞 くらまし屋稼業』。

ちらほらむずむずしました。
むずむず好きな人にはオススメです。




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