2017年1月12日木曜日

『虚実妖怪百物語 急』(京極夏彦)読みました。


ここにはもう9巻までの
感想文もどきを載せている
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』
(伏見つかさ、以下『俺妹』)。

全部で12巻までのシリーズもので、
終わりまで読み通すべく、
今、10巻と格闘中です。

このシリーズを読み始めたときの経緯は
前に書いたので省略しますが、
(娘がブックオフに出そうとしていたから
 とか、うんぬんの話)

そもそも最初に『俺妹』を知ったのは、
レビか何かのニュースで小耳に挟んだ、
著者さんにまつわる事件でした。

作品の熱烈なファンが、
「自分の好きなキャラクターを
 ないがしろにした」
とかしないとかで不満を抱き、
作者に脅迫メールを送りつけ、
逮捕されたみたいなことでした。
(すみません詳細はうろ覚えです)

ぼくは、
「逮捕されるくらい過激な読者が
 現れるほどほど、
 面白い物語なんだろうな」
と思ったのでした。
そりゃ、読まないと、って。

で、この『虚実妖怪百物語 急』。

3冊に分かれたお話の最後の巻。
ちょっと前にここに書いた
前2巻の感想文もどきを読んでもらえれば
わかるように(わからないかもしれませんが)
もーホントに面白かったんです。

んで、この3巻もラスト直前まで、
そのオモロさアクセル全開でした。
ただ……最後の部分だけ、
違ってほしかった。
著者さんに脅迫メール出すほどじゃないですけど。




**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************