2017年1月27日金曜日

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11)』(伏見つかさ)読みました。



ぼくが通っていた映画学校では
制作実習の前に、
さんざんシナリオを書かされました。

みんなが書いてきた脚本を回し読みして、
どれを採用するべきか話し合って決める。

何度かあった実習のうち、
ぼくのが採用されたのは
一度くらいだったかな。

いや、
あれは学校で撮ったんじゃなく、
自主制作したヤツだったかな。

まあ、とにかく、そういうふうに
みんなの脚本と自分の作品を
読み比べたときに思ったのは、
ぼくの腑抜け具合でした。

やたら青臭い主義主張みたいなことを、
恥ずかしげもなく
セリフの中に書き込んじゃう。

ほかのみんなは大人で手慣れていて、
「これがテーマです!」と
大声上げるような真似は絶対しない。

全体を通して
ふんわりほわっとわからせる。
みんな上手だったな。
今でもうらやましく思います。

で、この『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11)』。

ぼくの作品を読んでいるような
既視感がありました。
残りは、あと1巻!




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