前にも書いた気がするんですが、
いつのブログだったのか自分でも忘れちゃったので、
もう一回書きます。ネタの使い回しです。
高校生時代、
悪ガキ仲間と一緒に映画を観に行ったときのことです。
テオ・アンゲロプロスって人が監督した『旅芸人の記録』。
作家性が強い芸術的な映画で、
そんな作品を悪ガキ同士で観に行くこと自体、
間違っていたんです。しかも、高校生。
案の定、
観終わって「どうだった?」と、どちらともなく聞き、
どちらともなく、
「内容がぜんぜんわからなかった」
と言い合っていました。
2人して苦笑しながらうなだれつつ、
それでも買ったパンフレットを手に、
帰りの電車に乗ったのを覚えています。
んで次の日、
学校に行くと、ぼくは、
その友だちのところに駆け寄り
「お前、パンフレット読んだ?」って聞いたんです。
「うん!読んだ読んだ!あらすじ読んでやっと内容がわかった。
すっげー感動した!ホントいい映画じゃん!」
ぼくも彼と同じ意見でした。
『旅芸人の記録』はいい映画なのです。
パンフレットを読んでストーリーのすじさえわかれば。
で、この『abさんご』。
あらすじを載せてくれているパンフレットがほしいです。
それ読めば、
たぶん「いい小説」だとわかると思います。
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら。
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