マニュアルシフトのクルマって、
ほとんど見かけなくなりました。
当然、うちのクルマもオートマです。
マニュアルっていえば、
アクセル戻して、クラッチ踏んで、シフトレバーを動かしたら、
クラッチを戻し、もう一度アクセルを踏み込んでいく。
そんな操作を繰り返すのは面倒で、
アクセル調節だけのオートマは、確かに楽です。
でも、
ときどきその面倒な操作をしたくなるときがあるんですよね。
トン、くっくっ、シュッ、ぶぉーん
(トン=クラッチを踏み込む音、
くっくっ=シフトレバーを動かす音、
シュッ=クラッチを戻す音、
ぶぉーん=加速する音)
って一連の動きをしたくなるときが。
とはいっても、
渋滞ばかりの都内でずっとマニュアルのクルマに
乗っていたいとも思わない。
つまりは単なるわがままです。
で、この『ノックス・マシン』。
ときどき運転してみたくなるマニュアルシフトの
クルマみたいだなって思いました。
どっぷり浸っていつも読んでいたいと思う本じゃないけど、
たまに思い出したときに乗りたい。
そう、たまにでいいかな。
法月 綸太郎
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