2014年1月20日月曜日

『ノックス・マシン』(法月綸太郎)読みました。

マニュアルシフトのクルマって、
ほとんど見かけなくなりました。
当然、うちのクルマもオートマです。

マニュアルっていえば、
アクセル戻して、クラッチ踏んで、シフトレバーを動かしたら、
クラッチを戻し、もう一度アクセルを踏み込んでいく。

そんな操作を繰り返すのは面倒で、
アクセル調節だけのオートマは、確かに楽です。

でも、
ときどきその面倒な操作をしたくなるときがあるんですよね。
トン、くっくっ、シュッ、ぶぉーん
(トン=クラッチを踏み込む音、
 くっくっ=シフトレバーを動かす音、
 シュッ=クラッチを戻す音、
 ぶぉーん=加速する音)
って一連の動きをしたくなるときが。

とはいっても、
渋滞ばかりの都内でずっとマニュアルのクルマに
乗っていたいとも思わない。
つまりは単なるわがままです。

で、この『ノックス・マシン』。

ときどき運転してみたくなるマニュアルシフトの
クルマみたいだなって思いました。
どっぷり浸っていつも読んでいたいと思う本じゃないけど、
たまに思い出したときに乗りたい。
そう、たまにでいいかな。


ノックス・マシン
ノックス・マシン
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法月 綸太郎
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