2014年1月10日金曜日

『風と共に去りぬ (2)』(マーガレット・ミッチェル)読みました。


今はもう大学生の子どもたちが、まだ小さかった頃。
その娘らを笑かせようと、バカ親父のぼくは、
自転車でよく一発芸をやっていました。

20段くらいまで切り替えられる
マウンテンバイクのギアを一番軽くして、
平坦な道で目一杯こぐんです。

でも、かるかるのギアなので、
ぐるんぐるん足を回転させても、
その力は車輪に伝わらない。
倒れそうになりながら、
ちょろっちょろっと前に行くだけです。

そこで、
「こんなに一生懸命こいでるのに、
 ぜんぜん進まないよぉ〜」
と娘たちに泣き顔を見せる。

彼女らは、それに応えて、
きゃっきゃっと笑ってくれました。

平坦な道では真ん中のギア、
坂道では軽いギア、
スピードが乗ってきたら重たいギア
……ギアは適宜正しいものを選びましょう。
一発芸のとき以外はね。

で、この『風と共に去りぬ(2)』。

1巻目は、それほど乗れなかったんですが、
この2巻目はぐんぐん引き込まれました。
ぼくの中のギアがかみ合った感じです。

あっ、今言った娘たちとの思い出話とは何も関係ありません。
「ギア」って言葉でつなげたかっただけです。
すみません。


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マーガレット・ミッチェル
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