2014年1月22日水曜日

『陽炎ノ辻─居眠り磐音江戸双紙 1』(佐伯泰英)読みました。

これはいい曲だと思って、
よくよく歌詞を聴いてみると、
「何じゃソレ!」っていうのありますよね。

具体例を出すとなにかと怖いので言わないけど、
思い浮かぶものが、
たいがい1、2曲はあるんじゃないかと。

まあ、歌詞がイマイチだと気づいても、
曲そのものは、それほど嫌いにはならないんですけどね。

当たり前だけど、歌の入った音楽は、
メロディーと歌詞が組み合わさって出来上がっていて、
どっちかがすごく気に入れば、
もう一方の完成度がそれほどでなくても、
なんとなく許せちゃう……ぼくだけかな。

音楽の「メロディー」と「歌詞」という2つの要素を、
無理矢理小説に当てはめると、
メロディーは「ストーリー」で、
歌詞は登場人物の「キャラクター」ですかね。
小説の文体は、「歌手の声」に当てはめたいし。

で、この『陽炎ノ辻 居眠り磐音江戸双紙 1』。

今、音楽で言ったところの「メロディー」
つまり「ストーリー」が良かったです。
「歌詞」は「何じゃソレ!」とまではいわないけど、
メロディーの良さに追いついてないような…。

陽炎ノ辻 ─ 居眠り磐音江戸双紙 1 (双葉文庫)
佐伯 泰英
双葉社
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