2023年8月29日火曜日

『黒い瞳のブロンド』(ベンジャミン・ブラック)読みました。


特に理由はないんですが、カツ丼にします。
最近食べてないからかもしれません。

エッセイでもなんでもいいんですが、
つくる文章の中に「カツ丼を食べた」
という内容を書こうと思い、

でもその前になんかしら
そのどんぶりメニューを修飾する言葉を
付け足そうとたくらんだとき、

Aパターン→
「とじてある卵が少し固めの
 ぼく好みのおいしいカツ丼」

Bパターン→
「親父さんが一人でやっているような
 町のそば屋で出されるものは、
 たいていとじた卵が半生過ぎて
 ぐちゃぐちゃしており、
 どんぶりからトンカツを持ち上げると
 じゅるじゅると下のシャリに
 したたり落ちてしまい
 残った部分が卵かけご飯のように
 なるものばかりだったが
 (少なくとも今までぼくが立ち寄った店では)
 今増えているチェーン店なんかで
 マニュアル通りつくられるやつは、
 火を通す時間が長いのか、
 じゅるじゅるにはならず、
 けっこう固まって揚げた衣にからみつき、
 それだとカツと白メシを交互に口に入れても、
 おかず付き定食のようで
 お得感があっておいしいカツ丼」

の2パターンに分けられます。

で、この『黒い瞳のブロンド』。

Bパターンが多用されているように感じ、
お腹いっぱいでした。




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