2022年1月14日金曜日

『時の子供たち(上)』(エイドリアン・チャイコフスキー)読みました。


学生時代、友だちのアパートに
遊びに行ったときのことを書こうと思い、
とても清潔とはいえない
部屋の状況を表すのに
「男やもめにウジがわく」
ってことわざを使おうと思いました。

でもぼくが思っていた言葉のイメージが
正しいのかどうか不安になって、
ネットで調べたみたんです。

すると、考えていた意味は合っていたものの、
そのあとに「女やもめに花が咲く」
ってフレーズが続いてた。

男と女のペアでひとかたまりの成句なんだと
半世紀を超える人生で初めて知りました。

ほんでもう一つ。
ネットで調べて人生ファーストコンタクト
だったのが「エイドリアン」という名の使われ方。

最初に言ったウジの里の部屋には、
ウジ以外の種類の節足動物もいて、
その生態系に暮らすぴょんぴょん飛び跳ねるクモは、
ヤモメくんのペットのような存在でした。
彼は、そのペットに名前もつけていて、
それが「エイドリアン」でした。

映画『ロッキー』のヒロインが由来です。

して、検索ついでにその名前もググってみたところ、
本国では男性でも女性でもさらには名字にも
使われるって書いてあり、ちょっぴりびっくり。

日本でいえば(やはりネットによれば)
「南(みなみ)」や「飛鳥(あすか)」とかに
なるようです。

で、この『時の子供たち(上)』。

著者さん名前からして女性だと思ってましたが、
違いました。
なお、作品にはクモも主役級で登場します。




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