前回のキング作品『任務の終わり』の感想は、
[1] 軽い作業と重い作業があったとする
[2]軽重のどちらを先にするかは、
その人のキャラによって決まる
(同じ人ならいつも同じ順にやるのが普通)
[3]キャラがぶれぶれのぼくは、
その時々によって、軽重の順番が違う
[4]キング作品の登場人物は、
ぶれたキャラの人はいない(から、すごい)
という文章の流れでした。
と、今さら分析してみると、
書き出す前から[1]〜[4]の構成は
頭の中で出来上がっていたような感じがします。
でもね。そうじゃなかったんです。
[4]は、[3]の内容をペコペコと
打ち込んでいる途中で思いつき、
もう文字数もいい加減多くなってきたから、
ここらで締めちゃえって、
無理矢理くっつけたんです。
最初に考えていたのは、
[2]とか[3]あたりから発展させ、
「重い」を「密度の高いぎっしり感」、
「軽い」を「すき間が多いパラパラ感」に、
それぞれ結びつけようという
目論見だったんです。
それで締めは、
『任務の終わり』を読んで感じたのは、
「9割がた〈ぎっしり〉で、ラストの場面を含む残り1割は
〈パラパラ〉だった」と結ぶ。
これなら、いかにも感想文になるかなと。
で、この『熊と踊れ(上)』。
最初は昔流行した「だんご3兄弟」という歌から、
歌詞の内容を発展させて
感想にしようと思ったんです。
でも、なぜか書き始めたら、
前回の言い訳で終わっちゃいました。
でもまあ、まだ下巻があるからいいや。
楽しみなんです下巻。上巻は面白かったから。
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