2018年12月18日火曜日

『熊と踊れ(上)』(アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ)読みました。


前回のキング作品『任務の終わり』の感想は、

[1] 軽い作業と重い作業があったとする
[2]軽重のどちらを先にするかは、
   その人のキャラによって決まる
  (同じ人ならいつも同じ順にやるのが普通)
[3]キャラがぶれぶれのぼくは、
   その時々によって、軽重の順番が違う
[4]キング作品の登場人物は、
   ぶれたキャラの人はいない(から、すごい)

という文章の流れでした。

と、今さら分析してみると、
書き出す前から[1]〜[4]の構成は
頭の中で出来上がっていたような感じがします。

でもね。そうじゃなかったんです。

[4]は、[3]の内容をペコペコと
打ち込んでいる途中で思いつき、
もう文字数もいい加減多くなってきたから、
ここらで締めちゃえって、
無理矢理くっつけたんです。

最初に考えていたのは、
[2]とか[3]あたりから発展させ、
「重い」を「密度の高いぎっしり感」、
「軽い」を「すき間が多いパラパラ感」に、
それぞれ結びつけようという
目論見だったんです。

それで締めは、
『任務の終わり』を読んで感じたのは、
「9割がた〈ぎっしり〉で、ラストの場面を含む残り1割は
 〈パラパラ〉だった」と結ぶ。
これなら、いかにも感想文になるかなと。

で、この『熊と踊れ(上)』。

最初は昔流行した「だんご3兄弟」という歌から、
歌詞の内容を発展させて
感想にしようと思ったんです。

でも、なぜか書き始めたら、
前回の言い訳で終わっちゃいました。

でもまあ、まだ下巻があるからいいや。
楽しみなんです下巻。上巻は面白かったから。





**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************