2015年8月24日月曜日

『風眼抄』(山田風太郎)読みました。

ぼくはそんなに社交性があるわけじゃなく、
顔見知りの人は
限られた数しかいないのですが、
それでも、
ごくまれにエッセイなんかを読んでいるとき、
知っている人の名前が出てきたりします。

そんなときには、
何はともあれうれしくなって、
それまであまり評価していなかった著者さんでも、
その瞬間から自分の中で
大先生と呼ぶようになったりします。

「へぇ〜アイツ、この大先生と、
 そんな関係なんだ。
 ってことは大先生も、
 ぼくの友だちの友だちで、みな友だちだ!」
って感じにうきうきになります。

まぁ、知人を5人だか6人たどれば、
地球上の人はみんな知り合いになるって話を
どっかで聞いた気がするので、
これもありふれたことなんでしょうけどね。
でも、うれしいわけです。

で、この『風眼抄』。

なんと、著者の山田風太郎大先生は
かの江戸川乱歩大先生と、
とても親しい仲だったんですね。

このエッセイ集を読んで初めて知りました。

んでさらに!
学生時代、ぼくに個人授業をしてくれたあの恩師とも
交流があったとも書かれているじゃないですか!

つーことは、
ぼくの知り合いの知り合いが風太郎大先生で、
その知り合いが乱歩大先生!
結構すごいって思っちゃいました。
友だちの友だちは、みな友だちだ!



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