2012年2月22日水曜日

三上 延『ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常』読みました。

温泉施設とかスポーツクラブとかにある、
少しきつめの吹き出し泡が
じゃわじゃわいっているジャクジーの
お風呂に入ったとき、
うわぁ気持ちいいなって思います。

ずーっと立ち仕事をしていて、
ようやっと休憩できで座って足を伸ばし、
前屈みたいな軽いストレッチをしたとき、
これもまた、うわぁ気持ちいいなって思います。

ふとんの中に入って、読みかけの本に手を伸ばし、
「昨日はあそこまで読んだな、
次はどうなるんだろう。楽しみだなわくわく」
なんて考えたとき、
やっぱり、うわぁ気持ちいいなって思います。

そうやってよく思い出していくと、
変化のないつまらぬ日常だと思っていた生活の中には、
たくさんの「気持ちいい」があるようです。

で、
『ビブリア古書堂の事件手帖2 栞子さんと謎めく日常』。

とっても、気持ちよかったです。
みんなにオススメしたいので、短くまとめちゃいます。
この本、いいですよ。
なかなかの人気で結構売れているみたいなんですけど、
こういう本が売れる国って、いいな。
日本人でよかったって思いました。

あっ、連作短編集なので、
1巻から読んだほうがいいですね。
でも、2巻からでも内容はわかります。

ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
三上 延
アスキー・メディアワークス (2011-10-25)
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