読み終わるそばからすぐ次の本に手を出すので、
ほんの1日前まで楽しんでいた物語の内容は
すぐ忘れちゃうし、今はとんと観なくなっちゃった
映画のストーリーだって頭に残っているのは
ほとんどゼロに近いし、
暇つぶしのテレビドラマなんか
なおさら空っぽなんだろうけども、
でも、でも。
毎週欠かさずブラウン管を抱えるようにして
目ん玉に焼き付けていたアニメとかのジャリ番
(この言葉は通用するのかと思って辞書引いてみたけど、
やっぱり載ってなかったです。
ま、いいか。文脈からわかるわね)
は、脳みそのひだにお話のかけらくらいは
こびりつているかもしれないと、
うんうん言いながら捻り出そうとしたけれど、
やっぱり浮かび上がってこないので、
それならば、
そうしたヒーローとかズッコケ野郎とかの
最終回の話の流れなら、
もしや思い出せるんじゃないだろうかと、
ちと考えても、
ウルトラセブンがメトロン星人だっかかな、とか、
ハクション大魔王がツボの世界に戻っちゃったかな、
などのたぶん自分の頭の中でつくった間違った映像しか
イメージできないので、ここらでやめておこ、と思いました。
で、この『剣客商売十六 浮沈』。
番外編なんかを除き、
この巻が最終回とのことでした。