2024年3月22日金曜日

『親密な手紙』(大江健三郎)読みました。


この感想文もどきについて
「あえて本の内容を書かないのは、
 本をこれから読む人のことを
 想っているのかと思ったりしました」
と好意的な分析をしてくれた友だちがいました。
どうもありがとうございます。

ぼくの読むもののような
一般に流通している書籍の内容は、
ネットを見ればごまんと出てくるだろうし、
そのごまんの人たちと同じことしてもつまんないし、

きっとその人たちのほうが、好意的な紹介であれ、
非難ごーごーのレビューであれ、
的確に大筋を説明できているだろうし、
ならば、ぼくだけにしか書けないものにしたほうが、
ちっとは価値も出てくるかなと思って
(だから逆に価値はなく、誰の役にも立たない
 代物になっているともいえますが)
このような文字のつらなりを、
キーボードペコペコ叩いて入力してるんですが、

毎回毎回、
その都度思いついた事柄を
むりやり読んだ本に関連づけて、頭に浮かんでくる
「いくらなんでもそれはちょっと無理あるだろう」
って言葉を振り払いながらつくるのって
「実はかなり大変なんです」
と書こうと思ったんだけど、

実はかなり楽なんです。

あえて大変な点を挙げるとすれば、
どんなネタを持ってくるか、かな。
ネタがないんです、最近。

で、この『親密な手紙』。

ネタなかったので友だちの分析を持ってきちゃいました。
あ、いけない。本の内容とつならがらなかった。
……つなげとこ。
ノーベル賞作家のエッセイだけあって、
ネタはぼくと違い、ものすごく高尚です。

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