2023年11月30日木曜日

『重力のからくり』(山田克哉)読みました。


よせばいいのに
「なんだか知りたいな、面白そうだな」と
数学系とか物理系とかの読み物に手を出して、

そういうのの中に
「こういうときは微分をするんです」
みたいなことが、ちょこちょこと出てきて、

「微分?なんで細かくしなきゃいけないんだ」と
頭の中に、はてなマークが山盛りになり、

パソコン辞書の検索窓に
「微分」って打ち込んでみると
「ある関数の導関数を求めること」なんて出てきて、

山盛りだったあのマークが、
耳の穴からこぼれ落ちてくるようになり、
もう考えるのはやめようと決意して
頭中領土のみならず排他的脳内水域からも
追い出してから結構な年月がたち、
やっと忘れかけていた頃、

雑誌だっかか新聞だったかネットだったか
よく覚えていないけど、なんかの図書紹介の記事で
『文系のためのめっちゃやさしい微分積分』
という書名が目に入り、

「おっ、もしや、これなら、はてなマーク攻撃も
 ひょひょいとかわせるようになるんじゃないか」
と安直に飛びつき、

読んでみたら、
まあ、その読んでる最中は、ぼんやりかすかに
ギラギラの大都会の夜空を見上げたときに
うっすらちらつく星くらいには
理解視力が及ぶようになって、

うん、それならばとそのシリーズの
『文系のためのめっちゃやさしい三角関数』
ってのに手を出して
「いや失敗だったな、でも次は、
 対数ってのを読んでみようかな」
と思ったのでした。

でも、なぜか対数やめて、
この『重力のからくり』にしちゃった。

対数にしときゃよかったです。




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