だいぶ前、
政治家の人が「長幼の序」って言葉を使って
相手の非礼を叱ったとかで話題になりましたね。
ぼくは、そのことわざの意味もよく知らないけど、
自分より年上に見える人には、
とりあえず、へつらっちゃいます。
(年上じゃない人にも、たいていは、
揉み手する感じで接してます)
最近は、なぜだかわからないけれど
その人が自分より年下なのか上なのか、
外見から判断するのができなくなっているようで、
カチコチの敬語で対応してた相手が
同じウサギ年だけど一回り下だったり、
肌艶も良くチャラい感じだからと
タメ口きいてたら十も上だったなんてざらです。
もっとわからないのが、
作品を通してしか知らない作家さん。
プロフィールなんかを読まなけりゃ
一つの作品をまとめ上げた人は
みんな年上に思っちゃいます。
で、この『万感のおもい』。
作者の万城目さんは46歳らしいです。
それが59歳の京極夏彦さんに会ったとき
ひどく緊張したと書いてありました。
でもその彼の緊張度数は、
もしぼくが万城目さんに会うことになったときの
ぼくのカチコチ度よりも小さいと思います。
ちなにみぼくは京極さんと同じ年です。
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