2022年12月15日木曜日

『三体X 観想之宙』(宝樹)読みました。


ワサビは緑っぽい色、
和カラシは黄色っぽいおうど色、
しかもチューブのラベルには
きちんとそれぞれの名前が書いてあるから、
幼稚園児でもない限り、
いや幼稚園児であっても、
しっかり確認すれば間違うわけはないんです。

それなんで間違うんでしょうかね、ぼく。

刺身を食べようと思ったら、
普通はワサビを溶いた醤油につけます。
それをなぜか、
冷蔵庫からカラシのチューブをとってきて、
目の前で絞って出し、醤油まで垂らして、
溶きまでして、その段階でも気づかない。

おいしそうな短冊状のイカの刺身を
2、3切れ箸でつまみ、
そこにしゃらしゃらとひたしても気づかない。

箸を口元に運び、もぐっとした瞬間に、
あれ? と思って、このイカ傷んでるかなどと、
頭の中にはてなマークが浮かんで、
この味はワサビじゃねーとわかって、
チューブをよくよく見て、
初めて気づいたんです、このあいだ。
あーあ、老化現象かな、これも。
って、たそがれつつ、
意外とカラシでもOKじゃん、
なんて思っていました。
強がりとか、ごまかしじゃなく。

で、この『三体X 観想之宙』。

本屋さんに持参した購入本リストには
『老神介護』と『流浪地球』書いてありました。
家に帰ってカバンから出したら
『老神介護』と『三体X』でした。
面白かったからいいか。
強がりとか、ごまかしじゃなく。




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