2022年12月22日木曜日

『射精道』(今井伸)読みました。


自分で書いたものであっても、
記した内容は右から左へ忘れていくのが
ぼくの常態なんですが、
ときどきその通常ルールを
逸脱することもあるんです。

3年近くも前に
(検索をかけてみて、経過年数がわかって、
 そんなに前だったのかと驚きました)
この感想文もどきブログでいったことも、
なぜか思い出せちゃう逸脱物件でした。

新刊の本に挟んである出版社のチラシの件。
同時期発売の作品を
「今月のラインナップ」とかいって
並べて印刷してる小さいペラペラの、
よく栞代わりにするやつです。

そこでは、
チラシにある作品の並び順は
誰がどうやって決めるのだろう
って問題提起したんです。

そのとき読了した藤井太洋さんの小説のほうが、
チラシ内トップ扱いで
でかでかとスペースをとって紹介されていた
某作品よりも面白いのに「おかしくない?」って。

そういうの、よくあるんです。
ぼくが面白そうと思ったのは、
みんが面白くなくて、
みんが喜ぶのはぼくにはつまんなくて
みたいな。

で、この『射精道』。

みんなは関心を寄せないだろうなと思ってたのに、
結構売れているみたいですこの本。
チラシで大きな扱いだったのかな。




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