2021年11月18日木曜日

『インスタグラム:野望の果ての真実』(サラ・フライヤー)読みました。


もう5、6年くらい前になるでしょうか。
出身高校のバドミントン部で
毎年開いているOB会に行ったときの話です。

そうここ2年は、大人数が集まって
流行り病を広げちゃいけないと、
開催が中止になっていて、
その3年ほど前だから、
やっぱ5年以上はたってますね。

そこでは、現役の高校生と
卒業生のおじさん、おばさんが集い、
学校の体育館でバドミントンの試合をします。

ぼくもかつて高校生をやっていましたが、
それはもう半世紀近くも前。
十代なんて恐れ多い人たちと話をすることさえ、
とんとありません。
なので例年、
やんごとなきヤングなお方たちとは距離をとり、
借りてきた猫状態でいるため、
事務的な会話くらいしかしないのですが、

そのときは、どういうわけか
4、5人の現役生に囲まれ、
無理くりに和やかな雑談を
交わさなくてはならないという
危機的場面に陥ってしまったんです。

なぜか顔と脇の下と手のひらに
じっとり汗がしみ出る中、
「そうだ!」と、
話題にできるネタを思いつきました。

高校全体の同窓会で広報委員ってのをやっていて、
ついこの前、その広報誌の中で、
バドミントン部の紹介記事を書いていたんです。

「みんなさー、あのバド部の記事、読んだかなあー。
 あれ、おじさんが書いたんだよ」

で、この『インスタグラム:野望の果ての真実』。

「えーホントですか? アレ見てみんな喜んで、
 インスタにあげまくったんですよ」。
そのインスタのことが書いてある本でした。




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