2018年6月21日木曜日

『柳家小三治の落語(4)』(柳家小三治)読みました。


誰だったか忘れたんですが、
(たしか結構有名な作家さん。
 丸山健二さんだっかな、違うな…)

著作権の守られる期間が長くなるとか
短くなるとかで、議論になっていたとき
(今もああでもないこうでもないと
 やっているみたいですが…)

そんなもの「作者が死んだら、
すぐにでも消滅していい」みたいな
発言をしていた人がいました。

死後50年でしたっけ、75年でしたっけ、
著作権は保護されて、関係ない人は、
許可なくコピーとかしちゃいけないって
ことになってるけど、
「そんなのいらない」と。

一緒に苦労してきたいわば
共同執筆者みたいな奥さんには、
自分が死んでも印税なんかが
入ってくるようにしたいけど、

子どもや孫などに、
余計な財産を回したいとは思わない。

だったら、誰でも自由に
自分の作品を使えるようにして、
ちょっとでも世の中の役に立てるほうがいい、と。

そんな意見を聞いて、
ぼくなどは「うん、潔いな」と
感心したものです。

だいたい、著作権を主張して、
「それは侵害だ」みたいに
言っている人たちって、なんか怖いし。

例えば、ジャスラックさんなんかには、
あまりお世話になりたくないって思うし。

で、この『柳家小三治の落語(4)』。

落語の著作権って、どうなんでしょうね。
気軽に真似しちゃいけないって決まりだと、
代々引き継がれていかないような
気もするんですが……。
そんな簡単なことじゃないのかな。





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