2018年6月19日火曜日

『縮みゆく男』(リチャード・マシスン)読み見ました。


今、仕事の関係で
小さな虫に関する本を読んでいます。

虫なんてのは、そもそも
指でつまめるほどの大きさなんだから、
わざわざ〈小さい〉なんて形容詞を
つけなくてもいいようなもんです。

でもつけた。

だって、小さいんです、
その本に出てくる虫。

虫って言われたとき、最初に浮かぶ
イメージはゴキブリですが(ぼくだけ?)
あれは、体長数センチありますよね。

一般的な消しゴムくらいかな。
ちょい雅び方面にいって「蝶」なんかだと、
もう少し大きい感じがするので、
十数センチってとこですか。
餃子が2個くっついた程の大きさ。

でも、そこに出てくるのは、
センチじゃなく、ほとんどがミリ単位。

米粒だとかビーズだとか、
もっと小さい鼻くそや爪あかレベル。

その本を読んでいるとき、ぼくは
定規で測りながら消しゴムのカスを丸めて、
1、3、5ミリ大のタマをつくり、
その小さな3つタマをそばに置いておきました。

それを横目でチラチラ見ながら読むと、
すっごく理解が進んだんです。

で、この『縮みゆく男』。

消しゴムカス玉の立体スケールは、
この本でも役立ちました。

そばに置いて読むと、臨場感アップしまっせ。





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