2024年10月23日水曜日

『本所おけら長屋(1)』(畠山健二)読みました。

 
会社に来る前に立ち寄っているジムには、
もう10年以上通っています。

同じようにジム参詣を習慣にしている人たちとは、
毎朝顔を合わせるので、挨拶ぐらいはして、
天気の話くらいはするようになってます。

まあ、付き合いの程度はそこまでで、
互いに名前も知りません。

ざっと思い出してみると、そんな人は10人ほどかな。
でも、ぼくが入会したときから
今までずっといた人は、たぶんいない。

きっとぼくが最長会員です(あくまで自己推測)。
とはいえ、10人程という数は同じでも
顔ぶれは入れ替わっています。

いつの間にか誰かがいなくなり、
いつの間にか新しい人と挨拶をかわすようになる。

それがこの前、
「来週、引っ越すことになり、
 ここには来れなくなります」
と伝えてくれた人がいたんです。
名前は知らないけど。

で、この『本庄おけら長屋(1)』。

この本の舞台である長屋に住んでいる
メンバー間のコミュニケーションは、
ジムでのそれより千倍、いや万倍も濃厚でした。

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