2020年5月26日火曜日

『猫を棄てる 父親について語るとき』(村上春樹)読みました。


昔、西洋絵画の入門書みたいなのを
つくったことがあり、
ダビンチからピカソ、ポロックまで
網羅的に画家の生い立ちを、
短く個別にまとめていきました。

そんとき思ったのが、
「この人たちの生き様、
 ほんとオモロイな」です。

だからしょっちゅう小説や映画の
題材になってるし、
原田マハさんなんて、
そういうのうまくさばいて、
ため息出るくらいのエンタメに
仕上げてる。
(『楽園のカンヴァス』大好きです)

芸術作品の作者が、
どんな人間だったのか知るのが
(仕事ながら)とっても面白かった。

でもね、ぼくの場合、
絵画じゃなく本のときは違うんです。

小説とか物語とかをつくる
いわゆる作家さんが、
どんな生活をしてどんな人間性を持ち、
何を信条としているか、みたいなのは、
実はあまり興味ない。

というか、
それを知らないで作品だけを
楽しみたいと思っているところがある。
知ったら楽しめなくなっちゃうような
気がしてるんです。

で、この『猫を棄てる 父親について語るとき』。

知ったら楽しめなくなるかなと思いつつも、
読んじゃいましたが、
これくらいならば大丈夫でした。





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2020年5月21日木曜日

『ドミノ in 上海』(恩田陸)読みました。


スティーヴン・キングさんの
『小説作法』の中で、
(いや、もしかしたら同じような
 ホラー評論『死の舞踏』だったかな、
 いやいや他のインタビュー記事
 だったかもしれません)
小説を書いていくときには
最初からテーマなんて
考えるもんじゃないって
いっていたように記憶しています。

前にも紹介したけど、
始めにプロットなどは考えず、
思いつくまま筆を進めるのが
(キングさんのやり方では)
いいらしく、

物語をつくるには
「テーマ」と「プロット」を
用意しないのがコツみたいです。
(人それぞれやり方はあると思うけど)

ただ、テーマについては、
書き進めていくうちに、なんとなく
「あ、こういうことが
 言いたかったんじゃないかな」
っていうのは見えてくるようで、

書いている本人も、
その「テーマもどき」のぼんやり主題に
感銘を受けたり、人生のよすがになって
いったりするんじゃないかなと
想像しています。

とはいえ、
キングさんの作品に限らず、
読み終えた小説を振り返り
「この本のテーマってなんだろう」と
考えたときに何も思い浮かばず
「ひょっとして、そんなものは存在せず、
〈あー面白かった〉だけかな」
とつぶやけるヤツは大好きです。

で、この『ドミノ in 上海』。
 
あるのかもしれないけど、
テーマなんて考えたくない読後でした。
あー面白かった。





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2020年5月19日火曜日

『銀河の片隅で科学夜話』(全卓樹)読みました。


確か山田正紀さんの短編に
こんな話がありました。

(いつものことながら、
 記憶はあいまいで別の人の
 作品かもしれません。
 いや、ぼく自身が学校の創作課題とかで
 書いた話かもしれません
 ……あ、それはないか、
 こんなSFチックなものが出せるだけの
 想像力や創作力の持ち合わせはないので)

海の中から小さな何かが空に向かって
飛び出していく現象が発見されて、
みんなが何だ何だと騒ぎ出した。

ちょっと見には、
飛び出しているというよりも、
その一帯だけ雨が降っているように
海面から細かなしぶきが
たくさん上がっている。

研究者が調査してみると、
飛び出しているのは巻貝の一種で、
形も大きさもちょうど
お菓子のたけのこの里のよう。

その小さな三角ロケット型巻貝が、
本物のロケットみたいに
海底の発射台というか砂地から
空に打ち上がる。

そして行き着く先も、
どうやら本物のロケットみたいに
大気圏を突破して
宇宙にまで達している模様。

貝殻には宇宙に出ても平気な
耐性があることもわかった。

どうやら彼らは
地球から飛び出すように
進化していったのではなかろうか
と議論になって……みたいなお話。

で、この『銀河の片隅で科学夜話』。

世代をついで大陸を渡っていく
蝶の話が紹介されていました。
人間が宇宙に行ったときの
様子に重ね合わせて。

面白いです。





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2020年5月14日木曜日

『植物はなぜ毒があるのか』(田中修/丹治邦和)読みました。


おぼろげな記憶によると、
ぼくはこれまで
「辞書」に分類される本を
最初のページから最後まで
通しで読んだことがあります。

確か1冊だけ。

ストーリーがあるわけじゃないし、
ひとつのテーマに沿って
解説しているわけないじゃないから、
読むのはしんどかった。

でも、誰かと我慢比べをしたとか、
賭をしたとか、何かの遊びで負けて
罰ゲームさせられたとかで、
とにかく最後まで
目を通さなきゃいけない
おバカな理由があったんです。

そんな事情はともかく、
数カ月単位の時間をかけて、
なんとか最後までたどり着いた。

だから、
「やったー!読み終えた」という
達成感みたいな開放感みたいな、
ぼくもやればできるじゃん的な
気持ちだけはよく覚えています。

そして、
その感情だけが強く残ってしまい、
何の辞書を読んだのか、
そこにどんな項目が書かれてあったのか、
なんていう本来ならば、
その後の人生を豊かにしてくれるだろう
満載の知識は、
まったく身につかなかったんです。

まあ、今読んでる小説だとか
評論だとか雑学本だとかだって、
3日ももたずに、記憶回路から
削除されているようですけど。

自動削除の機能は
作動させないようにと、
おでこ辺りをツンツン叩きながら、
言い聞かせてはいるんですけどね。

で、この『植物はなぜ毒があるのか』。

辞書ではないのに、
辞書みたいな書き方だと思いました。





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2020年5月12日火曜日

『約束の果て 黒と紫の国』(高丘哲次)読みました。


前回書いた森見登美彦さんの
『太陽の塔』は、
日本ファンタジーノベル大賞という
文芸賞の受賞作です。

『太陽の塔』は何回か読み直していると
言いましたが、今回初めて
気づいた点がありました。

果たしてこれは
ファンタジー分野に入るかのどうか。

面白すぎる大学生の
ぐだぐだ生活が活写されているんですが、

(ちなみにふと浮かんだ「活写」
 って熟語は、辞書によると
 「ありのままをいきいきと写すこと」
 らしく、まさしくドンピシャの
 言葉を選んだと、
 我ながら感心しています)

ファンタジックな要素がないかも…。

さっき使った辞書ソフトが
起動したままなので、
ついでに調べてみると
「ファンタジー」の3項目めに
「幻想的・夢幻的な文学作品」とありました。

ストーリーを思い出していくと、
「そうだ、夢の中の出来事が唐突に出てきた」
ような気がします。

ひょっとするとあの場面は、
この話は夢幻的だから、
ファンタジーノベルとして認めてねって
意味で加えられたのかも、
とうがった見方をしてみたり、
でもそれでもよしと思ったり。

で、この『約束の果て 黒と紫の国』。

同じく受賞作です。
これは隅から隅までファンタジーでした。





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2020年5月8日金曜日

『太陽の塔』(森見登美彦)読みました。


本に使う予算は月1万円にしています。
文庫と単行本を合わせて
6、7冊ほどは購入できます。

でもその冊数には月ごとに波があり、
安い本ばかりが揃ったときは10冊以上で、
逆の場合は2、3冊ってこともあります。

で、この冊数の多い少ないの傾向は、
なぜか偏るんです。

先月に10冊だと思ったら
今月は12冊、翌月は10冊と、
3カ月増量キャンペーンの期間が
あると思えば、

2冊、3冊、3冊なんていう
「少ない本棚スペースに
 配慮しましょうシーズン」
もある。

ほんで、
配慮シーズンの末期になると
困るのが未読本の欠品です。

増量中にあれほどあった積ん読本が
消え去っている。
ああ、どうしよう新しく読む本がないじゃん!

で、この『太陽の塔』。

未読本欠品の際、
救いの手を差し伸べてくれるのが、
再読を待ち本棚にストックしている
あの本この本。

特に森見さんの作品には
お世話になっています。
この『太陽の塔』は3回目だったかな。


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2020年5月1日金曜日

『黄金雛 羽州ぼろ鳶組 零』(今村翔吾)読みました。


仕事柄、致命的なことだとは
わかってるんですが、
おっちょこちょいな性格は
思うようには修正できず、
ピンボケな漢字の読み違いは、
あいも変わらず顔を出します。

困ったことに、
間違った読み方なのに気づかず、
昔から疑問にも感じずに
済ませているものもあり、

パソコンにかなを入力していって、
スムーズに変換できなくてはじめて、
自分の落ち度に顔を赤らめること数知れず。

酔っ払いすぎて意識が“低迷”していく
みたいな連想から「酩酊」を「ていめい」と
読んでいたり(約20年間)。

過去を振り返ることを回顧といいますが
その頭2音の読みがなぜか踏襲され
「述懐」を「かいじゅつ」と
覚えていたり(約25年間)。

この前など、
「出会いから四半世紀もたっている」
みないな文章を、
おいおい450年も昔のことかよ、
鶴や亀じゃあるまいし
人間はそんなに長く生きられないぞ、
なんてツッコミをしてみたり。

……すみません。
と誰に誤っているのかわかりませんが、
仕事柄、気をつけます。

で、この『黄金雛 羽州ぼろ鳶組 零』。

読み間違いはしていないと思います。
だって面白かったから。





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2020年4月28日火曜日

『ペット・セマタリー(下)』(スティーヴン・キング)読みました。


歌謡曲、童謡、民謡などなど
歌にはいろいろあるけれど、
よく聞くはずなのに一部だけ
(大抵は始まりのフレーズまたはサビ)
しか知らない曲がかなりあります。
というか、大部分がそうかもしれない。

「昔々浦島は助けた亀に連れられて」
(15文字)で始まる歌は、続く
「竜宮城に来てみてれば絵にも描けない美しさ」
(20文字)と合わせて
35文字分だけしか耳にした覚えはなく、

あのお爺さんになっちゃう
タイムスリップ的幕切れは
どんなふうに表現されているのか、
もしくはその35文字だけの歌なのか、
ぼくの頭の中には記録されておらず、

ネットを検索すれば
一瞬で答えがわかるんだろうけど、
それも面倒でやる気は起きません。

「それに関して書いてるんだから、
 ちょこっと調べるくらいは、
 やりなさいよ」
と右肩に乗っている天使くんはつぶやくけど、
もうそろそろ、
だらだら書きすぎて
文字がいっぱいいっぱいになってきてるし、

調べた結果
あれこれ並べなきゃならなくなったら、
読む方もうんざりだろうし、やめました。

というか、
本当は浦島太郎の物語は35文字で書けるのに、
そうじゃなく結構長いよねって
内容にしようと思ったのに、
35文字じゃ結論までたどり着いてなかったことに
途中で気づき、あたふたしてる間に
ここまできてしまいました。

で、この『ペット・セマタリー(下)』。

35文字じゃ無理かもしれないけど、
あらすじをまとめたら、
数行で終わるだろうお話。
キングさんよくここまで引っ張れると感心しました。





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2020年4月23日木曜日

『彼女の知らない空』(早瀬耕)読みました。


長渕剛さんの何かの曲の中に
「都会はケツの座りが悪い」
みたいな歌詞のフレーズが
あったように思うんですが、
(ちゃんと覚えてなくてすみません)

ぼくももちろん
「ここじゃないよな、違うよな」
ってムズムズ感は、
都会だけじゃなくどんなところにいても、
身体にまとわりついています。

それが特にひしひしくるのは、
大勢が集まった飲み会とかで
お誕生日席に座らされたとき。
(仕方なく幹事をやらされた会とか)

みんなより偉そうなポジションにつくとか、
先頭に立つとか、
そのこと自体にぼくのケツの形が
合わないんだと思います。

それは家族に対しても同じで、
ちゃぶ台返しの寺内勘太郎のようには、
とてもじゃないけどなれない。

役所の申請とか
夫婦で名前を書くような書類で
上下に署名欄があったら
カミさんは上の欄に書いてもらい、
ぼくは下にする。
フェミニストってんじゃないです。
ケツの形です。

で、この『彼女の知らない空』。

夫婦で科学博物館の
賛助会員になるシーンがあり、
飾られる連名プレートが
「橋本 理津子・和博」と
奥さんが上になっていました。
ぼくと同じでした。





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2020年4月21日火曜日

『小説の神様 あなたを読む物語(下)』(相沢沙呼)読みました。


会社の昼休み、
通勤バスの車中、
就寝前の床の中
と3つの場所で
それぞれ違う本を読んでいて、
各所でページをめくっている時間は
バラバラのはずなんですが、
これまでの印象からいって、
1冊を読み終えるタイミングが
なんとなく重なるんです。

時間だけじゃなくページ数も違うのに。

漬物の重しにでもしたいような
極太の厚い本もあれば、
地震のとき家具が倒れてこないように
下に挟み込む厚紙代わりに
ちょうどいいくらいの薄い本もある。
背の順じゃなく出席番号順に
並んだときの小学生のような
デコボコ状態なのにです。

1週間ときには2週間たっても
まったく読了本が発生しない期間があるに、
「あー面白かった」とお弁当を食べながら
1つの本を閉じたと思ったら、
その日の帰りに
「この設定にはちょい無理があったな」と
降りる停留所の3つ前で読み終える本があり、
その続きの夜に、
隣に寝ているカミさんに見られないよう
感涙の涙を隠しながら
最後のページをいつまでも眺めている書物が続く。

そしてですね。
必ずこのパターンになるのであれば、
上下巻分冊物の連続読了は
ないことになるんです。
上巻の1冊分が終わったときに、
上記の同期法則が適用され、
他の場所で読んでいた別の本も
読み終えるからです。
上巻と下巻の間には、
並行読みしていた他の本が
入ってくるはずだから。

で、この『小説の神様 あなたを読む物語(下)』。

同期法則が崩れました。
とっても面白く早く続きが読みたかったので
別の本を後回しにちゃいました。





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2020年4月16日木曜日

『小説の神様 あなたを読む物語(上)』(相沢沙呼)読みました。


投稿日とはズレますが
この文章を打ち込んでいるのは
2020年の4月8日です。

(本を読み終えたのは
 その一週間ほど前ですが、
 放っておいたままずるずる
 してしまいました)

お国のトップの人が、
大変な事態だから
みんな協力してくださいって
宣言を出したのがその前の日。

宣言を受けて、
ぼくがいつも使っているスポーツクラブも
臨時休業になりました。

前にも言ったと思いますが、
そのジムは毎朝のランニング通勤の
ゴールにしていて、

走ってかいた汗を
そこのシャワーとプールで流しています。
(ちなみに帰宅時は走りません。
 片道だけで十分疲れちゃうので)

ジムが休館ってことは、
いつもように走って会社に来ると、
ビショビショのグジャグジャで
仕事ができなくなります。

だから走らない
という選択肢もありますが、
どうやら休館は1カ月くらい続くようで、
そうなるとラン再開のときに、
体を鈍らせた影響で、
とってもひどい状況になるのが
目に見えています。

と、そこで思い出したんです。
前にもジムの改修工事で
1カ月の休みがあったこと。

そのときには、出社時の走りは諦めて、
帰りの走りに切り替え、
家に帰ってすぐお風呂に入る流れで
難局を乗り越えました。

今回も、
以前の方法で帰宅時ランニングにして、
大変な事態を克服しようと思います。

で、この『小説の神様 あなたを読む物語(上)』。

久々に泣きました。いい本です。
下巻も超期待。





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2020年4月14日火曜日

『死にゆく者への祈り』(ジャック・ヒギンズ)読みました。


1年ほど前のこと。

長くご無沙汰していた友達が
偶然、近所にに引っ越してきたことを知り、
じゃあ呑もうってことになりました。

でも、彼はテレビの仕事で
世界のあちこちにロケに出ていて忙しく、

そのときもちょうど
アマゾン川の奥地で暮らす日本人を
取材するとかで、
言い出してから数カ月後の
飲み会となってしまいました。

そんなんで久しぶりに会ったとき、
アマゾンからのお土産をくれたんです。

5センチほどの携帯靴べらのような謎の品。

何かと聞くと、
アマゾン川に住む巨大魚のウロコで、
やすりのようにして爪を磨くのに最適で、
現地の定番土産になっているとのこと。

一応ありがとうと言ってもらったものの、
普段見慣れないものに
ちょっと心配になったぼくは、
ネットで検索してみたんです。

とりあえず思いついたキーワード
「アマゾン 土産物」
と入れてググると、

あらら、
出てくるのはショッピングサイトの
Amazonのページばかり。
そりゃあそこには土産物たくさん売ってるわな。

で、この『死にゆく者への祈り』。

本の表紙画像を載せるのに検索したら、
なかなか見つからないんですわ。
この作品、映画化されているんですね。
巨大魚のウロコのときみたいに
他の情報(主にDVD)ばっかりで
探すのに苦労しました。





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2020年4月9日木曜日

『ペット・セマタリー(上)』(スティーヴン・キング)読みました。


高校時代の先輩と
女性の魅力について話をしたとき、

先輩は
「やはり外見と年齢は
 一致していた方がいい。
 あまりに見た目が若すぎても
 なんだか気味が悪い」
という意見を聞かせてくれました。

後日、
ぼくがそれを同期の仲間に言うと、
まあそうだね、と大方同意したのですが、

「それでもミカちゃんだけは別だよ」
と誰かが反論し、みんなは、
そうだあの人は例外だ、
ということで見解は一致しました。

その場にいないほんわか少女系の彼女だって
高校時代の同期なんだから同じ50代。
それでも小学生みたいに見えることもある。

かといって、先輩の言うように
「気味が悪い」と思う人は誰もいない。

少なくともその場で「例外だ」と
同意した奴らの頭の中には、
そんな考えはかけらもない。

ってなことを
ミカちゃん本人に話そうと思ったとき、
以上の流れを話すのは面倒だからと、
「あなたはとても50代には見えず、
 若くて可愛い」
とだけ省略して伝えたら、
「何言ってんの。助平なオヤジ」
と思われるのが関の山でしょうね。

で、この『ペット・セマタリー(上)』。

いつもながら、
キングさんは徹底的に省略しないようで、
そこが楽しい。
早く下巻読もっと。





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2020年4月7日火曜日

『あかんべえ(下)』(宮部みゆき)読みました。


もう6年近く使ってきたパソコンが、
どうも調子が悪くなってきて
新しいマシンを買いました。

今はその新品マックで
この原稿を書いています。

前のも並行して使いながら、
徐々にアプリケーションとか
書類のデータとかを移していってます。

ただ日本語入力ソフトは、
まだ移せておらず、
新しいマシンに入っている
デフォルトで書き進めています。

マック標準の「ことえり」って
いうんでしたっけ。

今までは漢字に変換するために
スペースキーを打っていたのに、
これはただダダダっと
打ち込んでいくだけで
自動的に文脈を読み取って
変換してくれる。

書いているのはもちろん自分なんですが、
なんか他の人が入力している画面を
眺めているみたいです。

よくテレビのテロップなんかで、
変換しながら
文字表示させていくのあるでしょ。
あんな感じです。不思議で、便利です。

で、この『あかんべえ(下)』。

不思議で、面白かったです。





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2020年4月2日木曜日

『ワン・モア・ヌーク』(藤井太洋)読みました。


新しく出たばかり本を買うと、
「今月の新刊」みたいな広告が
ときどき入っています。
栞代わりに使えるやつです。
(ぼくはなぜか、栞ヒモがあっても
 それを使うのがイヤで、
 何らかの紙を使って挟んでおきます。
 買ったときにあったヒモの場所を
 そのままにしておきたいんです。
 なぜかしら)

その「今月の新刊」広告は、
たいがい出版社イチオシの本が
スペースをでっかくとり、
何冊かは中ぐらいの枠に入って、
ほかはその他大勢みたいに
小さく並べられています。

あのでかいスペースに入る本は、
イチオシであることに
間違いはなさそうですけれど、

それって、
どうやって決めるんでしょう。

作家さんの人気レベルでしょうか。
担当した編集者さんの
政治力の強さでしょうか。

へそ曲がりで、ほかの人の意見を
そのまま聞きたくないぼくは、
自分が読んで「これいい!」と感じた本が、
イチオシ欄にあるよりも、
中ぐらい枠やその他列挙にあったほうが、
なんとなく優越感に浸れます。
わかってないな、広告つくった人みたいな。

で、この『ワン・モア・ヌーク』。

とっても優越感。
なんでこの本がオシじゃないんだろう。
ちなみに、でかスペースにあったのは、
『BUTTER』って本でした。
今度読んでみよっと。





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