どんでん返しで思い出す映画っていったら、
ぼくらの世代では『スティング』でしょうね。
世代でくくっちゃダメっすかね、ぼくだけかな。
まあいいや、ぼくだけでも。
なにしろ2、3回は観てるはずだけど、
覚えているのは、ラストのあの場面だけなので。
とはいっても、よくよく考えてみると、
どんでんだけが魅力なのだとしたら、
それを知ったうえで、
もう一度観るのもつまらないわけで、
ましては何度もっていうと、それはやっぱり、
どんでん以外でもいい映画だったんじゃ
なかろうかと思うわけで。
途中の内容は忘れたと言ったのに
何ほざいてんだって意見は、素直に受け止めます。
いやいや、それでも出演陣なんかは、頭に浮かびます。
フォトショップとかで
どんなにぼくの写真をもりまくっても
かなわないあの二人でしょ。
えーと、あのー。
そうそうロバート・レッドフォードとポール・ニューマン。
それにキュートって言葉はあの子のために
できたんじゃないかなって思うキャサリン・ロス。
えっ、あっちゃうちゃう、
彼女は『明日に向かって撃て』でした。
まあ、だから、どんでんだけじゃないんですわ。
誰かの胸中に残る作品ってのは。
内容を忘れ、出演者を間違えても。
で、この『愛されてんだと自覚しな』。
ちょっとしたどんでんは、まあ、あります。
あるけども、それだけじゃないから、よかったです。
も一回読もっと。
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