2018年11月27日火曜日

『ロックンロール・ストリップ』(木下半太)読みました。


京極夏彦さんの小説「虚言少年」は、
この感想文もどきを書くときのネタで
何度か使わせてもらっています。

だって、面白いから。

今まで、数回読み直しています。
あ、最近は再読もご無沙汰してるから、
そろそろまた読みたくなってきた。
内容もだいぶ忘れてるし。

ネタに使ったのは覚えているけど、
その中の何を引用して、
どんなふうに引き合いに出したかは
忘れました。

たぶん、今から書こうとしていることと
同じだったような気がします。
ま、いいか。

えーと、「虚言少年」は、
教訓が何もないんです。

ひょっとするとあるのかもしれないけど、
ぼくにはそれが読み取れないんです。

小学生の子どもたちが、
純粋にバカをしているだけ。

まるっきり、ぼくの子ども時代です。

例えば、鼻くそをほじり出し、
丸めて黒くなった粒を
引き出しの端にしまっておいて、

次の日とかに出た鼻くそを、
その上に被せてまた丸め、
それをどんどん大きくしていくとか。
(その本の中にある
 エピソードじゃありません。ぼくのです)

そこに生きがいを見つけるとか、
モノを大切にする心を知らしめるとか、
そんなのは何もない。
だから、好きで、
何度も同じようにネタで使っちゃう。

で、この『ロックロール・ストリップ』。

バカさ加減が非常に面白いです。
でも、教訓みたいなモノが読み取れちゃった。
それがなければ、「虚言少年」に代わる
新しいネタとして使えたのになあ。





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2018年11月22日木曜日

『夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組』(今村翔吾)読みました。


前回、腕のしびれについて話しました。
ピロピロ程度の軽いヤツ
(重い順に、ビシビシ、ビリビリ、
 ピリピリ、ピロピロ)が、
何の前触れもなくふっと
やってくるってこと。

昔はそんなことまったくなかったんですが、
数カ月前からそんな症状が出始めたんです。

前回の「死の接吻」についての感想文では、
そういうことがあるとの報告を
しただけだったので、もしかしたら
このブログの読者(ほんの数人だろうけど)が
心配して、

「それってひょっとして、
 変な病気の前触れなんじゃないか。
 もし、くたばるんだったら、
 ちゃんと借金返してからにしろよ」

なんて叫びながら、
ここまで駆けつけてくるかもしれないと思い、
ぼくなりに推測した原因を言っておきます。
(いやいや借金はありませんよ、
 記憶にある限り)

思い起こせばそのピロピロが
始まった数カ月前って、ジムで筋トレを
やり出した時期と重なるんです。

今までだるだるだった腕に
ちょっとずつ筋肉がつき始め、
今まで誰にも邪魔されなかった血管とか
神経とかの筋が、筋肉に圧迫され、
ピロピロしびれが出るんじゃないかと。

だって正座で足がしびれるのも、
圧迫されるからでしょ。
ほら、同じじゃん。

で、この『夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組』。

面白さをしびれレベルで表すとビリビリでした。





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2018年11月20日火曜日

『死の接吻』(アイラ・レヴィン)読みました。


正座を続けていると、
慣れていないぼくなんかは、
すぐに足がしびれます。

でも、ほんの数分続けたときの
ソフトなしびれ感は、
それほど嫌いじゃないんです。
(長時間続けたときの
 足首以下全体の感覚がなくなるような
 ハードバーションはきついけど…)

少し強めに揉むように触ると、
しびれがわき上がってくるくらいの
レベルの話です。

気持ちいいのとは違うけど、
しびれた部分が
「ワシもお前の一部だぞ、覚えときや」
って主張しているようで。

そうかそうか、ガンバレよ。
忘れてなんかいないよと、
なでなでしてあげたくなるというか。

ほんで最近、
何もしていないのに、
腕のヒジから先の部分(前腕っていうのかな)に、
ふっとそのソフトなしびれ感がやって来るんです。

ビリビリでもなくピリピリよりも弱く、
ピロピロ程度なんですが…。
腕が主張してるんでしょうかね。

で、この『死の接吻』。

面白さはビリビリでした。
こんなしびれ感がもし前腕を襲撃してきたら、
ビックリして腕を引きちぎっちゃうかも。





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2018年11月1日木曜日

『半七捕物帳(6)』(岡本綺堂)読みました。


本を読み終わったら、
エクセルでつくっている読了本リストに
タイトルと著者名を入力して、
一覧にしています。

で、最近のエクセルは
最初の何文字かを入力すると、
以前のテキストと同じなら
チップ表示して変換の候補を
あげてくれますよね。

この本もリストに入れておこうと思い
「半七捕物帳」まで入力してみたんです。

したら「半七捕物帳(1)」から
「半七捕物帳(4)」までは表示された。
……おや?

今回読み終わったのは『半七捕物帳(6)』です。

順番に読んでいるから、
当然(5)までは読み終わっている。

だからエクセルのチップ表示も
(1)から(5)までは
出なくちゃいけないハズ。

なぜに
(4)までしか出ないで(5)がないのか。

エクセルちゃん、また不具合?

なんて疑ったけど、
やっぱマイクロソフトは間違っちゃいませんでした。

(5)を読んだのに、ぼくが入力するのを忘れてた。

んでもって、
この感想文もどきも書くのを忘れてた。
そういうの他にもまだあるのかな。

今年読んだ本はリストによれば76冊だけど、
もうちょい多そうです。





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