2025年6月26日木曜日

『遺伝子はなぜ不公平なのか?』(稲垣栄洋)読みました。


遠くのあちこちに行ってその情景を
『奥の細道』なんかで俳句にした松尾芭蕉が、
「足三里」ってツボで養生して健脚を保っていた。

みたいな話はなんとなく知っていて、でもそんなことは
頭に浮かんでくるはずのない読書中に、図解入りで、
そのツボのはここです、
ここが「足三里」です、
みたいなページがいきなり出てきて、

そこには、指で10秒押しを5回やると
脚が丈夫なると説明していたので、

ジョギング通勤でヒザがよくガクガクするから
やってみっかと何日か続けて試してみたら、
ガクガクはカクカクくらいになったような気がして、

これが足三里の効用か、
と芭蕉のように一句ひねりだす気分で喜んでいたけれど、
なんとなくの押している経穴の場所が
合っているのか疑問に感じてきて、とはいえ、
効いている雰囲気はあるのだから、
間違いスポットが指圧されていても、
それはそれでいいんじゃないか、
いや、やっぱきちんとした情報を入手して
正しい施術をしなければ、
逆に身体の不具合を招きかねんじゃないか、

誰か詳しい人いないかな、
接骨院とかに行けばお医者さんが教えてくれるかな、
なんも病気ないしな、とうつうつしていたら、

偶然に鍼灸師やっている人と知り合って、
正しい足三里の場所、教えてもらえました。
自己流ツボの位置とは違ってました。

で、この『遺伝子はなぜ不公平なのか?』。

ツボの位置も遺伝子に書き込まれているのでしょうね。

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2025年6月24日火曜日

『ミネルヴァ計画』(ジェイムズ・P・ホーガン)読みました。


今回も例によって何を書こうか、
うんうん状態になったので、
参考になるかもと、前の『本所おけら〜』の
感想文もどきを読み返したんです。

すると、
文字をペコペコ打ち込んでいるときの情景が
思い浮かんできて、
「あ、前回は特別悩むことなく
 指が勝手に動いて言葉がつながっていった」
ことに気づきました。

初めの1文字を入力したときには、
かけらもなかった「サムシング」だの
「タッチタイピング」だの「脳みそ大安吉日」だのが、
するする出てきて、
ぼくの意思とは関係なしに、
手をつないで踊り出したような。

それをきちんと整えないから、
稚拙な文章になっているのはさておき。
そんなのって、どっから来るんだろうか、不思議です。
 
で、この『ミネルヴァ計画』。

ほかの宇宙から来るのかな、って思いました。

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2025年6月19日木曜日

『本所おけら長屋(十二)』(畠山健二)読みました


最近よくあります。
ほんの数秒前に考えていたサムシングが、
すっぽり頭の中から消え去ってしまうこと。

今、この感想文もどきを書き始めようとして、
真っ白な画面を前に、キーボードへ両手を置いて、
いつかはミスなくタッチタイピングができますようにと
「F」と「J」のキートップについているポッチリに
2つの人差し指を乗っけてホームポジションの姿勢を
つくりながら、さてどんなネタにしたものかと、
うなること数分。

いつもなら数十分たってもネタの「ネ」の字どころか
「n」と「e」を打って変換するまでもいかない
「n」の字も出てこないときがザラなのに、

今日に限って、
すらっとネタになりそうなサムシングが浮かんできた。

ひょっとして脳みそが大安吉日か、と思った瞬間、
「ピピピ、ピピピ、ピピピ……」と電子音が鳴り出しました。

さっき机の下に潜り込んで昼寝してたとき、
15分後に起こしてくれるようセットしたキッチンタイマーだ。

目覚めのときにストップボタンを押すのだけれど、
ときどき寝ぼけてカチカチと2度押ししてしまうようで、
よくあるんです。30分後に再度ピピピること。

で、この『本所おけら長屋(十二)』。

ということで、
この本に関連するサムシングは
ピピピ音にかき消されてしまいました。
作品は面白かったです。続きも読みます。

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2025年6月17日火曜日

『ごみ収集の知られざる世界』(藤井誠一郎)読みました。


1年近く前に
『東洋医学はなぜ効くのか』って新書を読みました。
「ジャケ買い」ならぬ「タイトル書い」した本。

生き物の不思議、人体の仕組みの不思議が、
ちょっとわかるようになるかもと、
題名から邪推してページをめくり始めたんです。

それなりにはナショナルジオグラフィックとかでやるような、
人体システムの解説的なところもあったんですが、
そんな科学的内容よりも、
もっと実践的健康指南本の要素が強かった。

んで、そっちの健康ノウハウほうに
影響を受けちゃったんです。

すばり、ツボのこと。
経穴っていうんでしょうか。

本には、イラスト図解が載ってて、
10秒押しを5回やると、それまであった
慢性的な痛みがなくなったり、動きが楽になったり、
いろんな健康がわいてきますよ、みたいな。

やってみたのが、
「足三里」ってところのツボ押し。

その本で知ってから昨日まで
ずっと風呂に入るとき押し押ししてて、
それが効いているか、毎日のジョギング通勤が
とっても楽になった気がするんです。

でも、今日。
たまたま知り合った鍼灸師の人に聞いたら、
ぼくの押してた場所は「足三里」じゃないそうで。
楽になったのは、気のせいだったのでしょうか。

で、この『ごみ収集の知られざる世界』。

あ、このごみの本とは関係ない話でした。すみません。
でも、勉強にはなりました。

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2025年6月12日木曜日

『魂に秩序を』(マット・ラフ)読みました。


別作品3冊を並行読みする
シチュエーションの中の1つ、会社の昼休みでは、
(一応書いておくと残り2つはバス車中&自宅の寝床)
仕事に使っている机の上に本を置いて、
ページに視線を落としてます。

机に向かっている身体と本の間には、
ご飯とおかずがセパレートできる仕様の
お弁当箱が配置されていて、

レンチンでつくれる一口コロッケだとか、
前日に茹でたブロッコリーだとか、
当日炒めたウインナーなんか(すべてカミさん製)を
なめて(あ、懐かしい映画制作の業界用語だ)、
向こう側にずらずらと文字が並ぶ
紙を束ねた物体(つまりは本)を眺めています。

そんときに便利に使っているのが、
洗濯バサミに重しをつけたアイデアグッズ。

これを使えば、本から手を離していても
開いたページが閉じないようにしておけます。

なので、
フォークを使ってるから片手でも食べられるお弁当ですが、
反対の手できちんと容器を押さえても、
もぐもぐ中の読書が可能になるのです。

で、この『魂に秩序を』。

千ページを超える分厚い文庫本でした。
これだけ厚いと真ん中辺の
400〜700ページくらいのところでは
読書グッズを使わなくても
手放しで開いたままになるので、読みやすかったです。

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2025年6月10日火曜日

『前巷説百物語』(京極夏彦)読みました。


エクセルにつけている読了本リストには、
通し番号(年ごとに1から振り直す)、
読了月、作品名、著者名、
読んだ場所(昼休み、バス車中、自宅)、
星評価(1〜5まで)、
それとこの感想文もどきを書いたかどうかチェックする欄
(書いたらチェックマークを入れます)をつくってあります。

ほんで、星評価のとこにはチト細工をほどこしていて、
☆☆☆☆☆(星5つ)が入力されると、
その行全体が薄い赤色になるようにしてるんです。
条件付き書式って設定ですね。

実物のノートの目立たせたい1行に
蛍光ペンでラインを引くようなもんです。

これやっとくと、その年に読んだ本の中で
何が気に入ったのか一目でわかる。

同じような設定はもう1つやってて
☆☆☆☆(星4つ)だと薄みどり色に
なるようにしてるんです。

すると星3つ以下の場合は
色はつかずに背景は白のまま。
そんな作品が続くとリスト表に色がなくて
寂しい感じになっちゃうんです。

で、この『前巷説百物語』。

4つ星以上が最近なかなか出ていなかったので、
表がしらじらしてたけど、
ここにきてやっと色がつきました。

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2025年6月6日金曜日

『バベル(下)』(R・F・クァン)読みました。


例によって誰の発言だったのかは
忘れちゃったんですが、

「どの作り手も、
 欠点が欠点になった理由ばかり
 口にするんだよね。
 
 時間がなくて狙った天気で撮れなかったとか、
 ちゃちな装飾しかできなかったのは
 予算がなかったからとか、
 しがらみであのヘタクソを使えって言われてさ、とか。
 
 聞きたいのはそんなんじゃなく、
 おすすめポイント的な、
 あそこが気に入ってるんだよね的な、
 その作品を撮ったことに関する
 ある意味、自慢話なんだけどな」

と確か映画監督の人が言ってました。
映画祭なんかで作品が上映された同業者たちと
話をしたときの印象だったかと。
ずっと言い訳を聞かされてたってことらしく。

で、この『バベル(下)』。

どういうわけか、読んでる最中も、読んだ後も、
誰だか忘れちゃった映画監督氏と
同じような気持ちになりました。

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2025年6月3日火曜日

『バベル(上)』(R・F・クァン)読みました。


あれは面白い本だったなと、いまだに頭をよぎるのが、
(最初に読んだときからもう10年以上たつのに)
映画『オデッセイ』の原作にもなった『火星の人』。

それだけ印象に残っているもんだから、
なぜその本を手に取ったのか
そのきっかけも覚えていて
(ほかにもっと大切なことを記憶していてほしいのに、
 なぜがこういうどうでもいいことばかりが
 脳内ハードディスクに保存されてます)
そのそもそもは、新聞の書籍紹介欄を読んだことでした。

細かな文言は忘れてるけど、とにかく、
「超おすすめ」とか「大傑作」とか
褒めちぎり言葉のオンパレードだった、
いや、実際はそうじゃなかったかもしれないけど、
少なくとも、今思い出すとそういうイメージなんですわ。

それで即座に入手して、読んで、のめり込んで、
あの紹介文を書いた書評家さんも信頼できると思い込んで、
同じ新聞でその人がとりあげる作品を
続けざまにかじっていきました。

ところがどっこい、
数冊続けても、あんまりしっくりこない。

『火星の人』よりオススメ度が高いと思える
文章で紹介されてる本も、やっぱり合わない。

それでも、あの栄光をもう一度とか思って、
ちょびちょびと付き合い続けてるんですが……。

で、この『バベル(上)』。

付き合い続けたうちの1冊。
そろそろ懲りたほうがいいかな。
いや、まだ下巻があるからね。

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