実用のために実用書を買って読むのは
たぶん年に1〜2回あるかないかです。
で、今回はそれに該当。
でも実用情報を得ることより、
面白いか面白くないかを判断してしまうぼくが
悲しくも楽しいです。
この本は今、家族総出で取り組んでいる親父の
お墓探しに役立てようとして買ったもの。
その手の情報にはまったくうとかったぼくには、
それなりに新鮮で「ほーっ、そうなの」と
うなずく部分がたくさんありました。
なので、面白い、面白くないという単純な判断基準に
照らすと面白いに傾きます。
それはそれでいいんですけど、
同じような実用書をつくっているぼくにとっては、
よくも悪くも、つくり手の様子が見えてきちゃいました。
あー、ここは資料が足りなくて、幅を広げるのをやめたんだな、
でもその逃げ方がうまいから全然違和感ないなとか、
そうそうここで呼び掛けみたいな文体にすると、
読みやすくなるんだよね、とかとか。
で、そういうふうな視点で読んでると、
なんだか仕事をしているような気になってきて、
この本はずっと自宅で読んでいたんですが、
なぜか仕事場の机にいるような気分になり、
やり残している事務作業のことなんかが頭に浮かんできます。
お墓の情報を得ようと思って、
やり残した事務作業が頭に浮かび、
つくり手の様子がチラチラしながら、
新鮮な情報に「ほーっ」とかいう。
なんだかヘンな読書体験でした。
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