2024年10月29日火曜日

『ないしょないしょ 剣客商売番外編』(池波正太郎)読みました。

 
少し前に読み終えた
京極夏彦さんの『了巷説百物語』は
5、6冊(もうちょいあったかも)の
シリーズになっているんですが、

よくよく考えると、
シリーズになっていないというか、
なんというか、どの巻でも登場人物は
ちょいちょい重なってはいるんですが、
巻ごとに中心になる人が違っていたり、
場所が異なっていたりで、
シリーズ全巻を通した主人公がいないし、
各巻を串刺しする縦軸のストーリーがないんです。
(例えば仮面ライダーだったら
 ショッカーを倒すみたいな)

絶版になっているようで歯抜け状態でしか
読んでいない笹沢佐保さんの
木枯し紋次郎シリーズは、
1冊数話入っている短編のどれにも、
長い楊枝をくわえているだの旅姿だのの
主人公を描写する文章が
1ページ分くらい続いていて、
それはもう知っているよ、
と思いつつも気持ちよく文字を追っちゃう
という1話ごとの共通項があったし、

テレビの水戸黄門なんかは、毎回、
あの紋どころを目に入らされていたのに、
それが楽しみだったし、

ってことでマンネリ鑑賞を快感にさせられていた。

でも、
巷説百物語シリーズはそうじゃないつくり方でした。
それって、つくる側からすると
毎回新しい仕掛けを考えなちゃいけなくて
大変なんじゃないかなと思ったり、
逆にパターン同じで違う話にするほうが
難儀じゃないかと思ったり。

で、この『ないしょないしょ 剣客商売番外編』。

番外編ってある通り、
それまでの通し主人公とは違う視点でつくっていました。

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2024年10月23日水曜日

『本所おけら長屋(1)』(畠山健二)読みました。

 
会社に来る前に立ち寄っているジムには、
もう10年以上通っています。

同じようにジム参詣を習慣にしている人たちとは、
毎朝顔を合わせるので、挨拶ぐらいはして、
天気の話くらいはするようになってます。

まあ、付き合いの程度はそこまでで、
互いに名前も知りません。

ざっと思い出してみると、そんな人は10人ほどかな。
でも、ぼくが入会したときから
今までずっといた人は、たぶんいない。

きっとぼくが最長会員です(あくまで自己推測)。
とはいえ、10人程という数は同じでも
顔ぶれは入れ替わっています。

いつの間にか誰かがいなくなり、
いつの間にか新しい人と挨拶をかわすようになる。

それがこの前、
「来週、引っ越すことになり、
 ここには来れなくなります」
と伝えてくれた人がいたんです。
名前は知らないけど。

で、この『本庄おけら長屋(1)』。

この本の舞台である長屋に住んでいる
メンバー間のコミュニケーションは、
ジムでのそれより千倍、いや万倍も濃厚でした。

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2024年10月16日水曜日

『ロング・プレイス、ロング・タイム』(ジリアン・マカリスター)読みました。

 
本は月に7、8冊まとめ買いします。
会社近くに大きな本屋さんがあるので、そこで。

「袋は要りません」と言ってリュックの中につめ、
まずは会社に持ち帰る。

そこで一旦全部取り出し、昼休み、就寝時、バス車中の
各シチュエーションで読むものに仕分けします。

就寝とバスに分類したものは、
もう一度リュックにつめてお持ち帰り。
それらは家の本棚の積ん読エリアにストックします。

昼休み用は会社に置いたまま。

さて、
我が家の住宅事情により、
じわじわ増殖していく書物を
そのまま保管しておく余裕はありません。

そこで、読了後、再読したくなるだろう
と思われるものだけ残し、
あとはブックオフさんにドナドナします。

自宅へ持ち込んだものはそれでいいのですが、
困るのは会社置いたまま分が再読分類になったとき。

自宅の住宅事情以上に会社はストック場所がないので、
それも持ち帰ることになるんです。
面白い再読分類になってほしいけど、増えるもの嫌。

で、この『ロング・プレイス、ロング・タイム』。

どっちの分類にしようか悩み中です。

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2024年10月2日水曜日

『成瀬は信じた道をいく』(宮島未奈)読みました。

 
前回と同じく、これを書いているのは
2024年9月9日です。

前回は、千ページを超える分厚い
京極作品を楽しんでいたために、
(まあそのほかの事情ももろもろあるにはありましたが)
8月に3冊しかこなせなかったといいました。
(たしか読み始めたのは7月で次の月をまるまる使い、
 その翌月にまでかかり、足掛け3カ月。
 その間、並行読みしてた作品をかろうじて3つだけ読了)
統計開始以来の最低記録を更新した(それまでは4冊)
との報告で、感想文にはなっていない感想文でした。
(いつも通りですが)

ほんでまあ、
ほんとに面白かったその大作の
最終ページを閉じたのが休日の午前中。

かみさんが朝ごはんを用意してくれている途中だったので、
熱々の目玉焼きなんができるまでの間に、
トイレ、洗顔、着替えを済ませ、
残り十数ページだった辞書なみの分厚い書籍をたぐり、
エピローグにふむふむうなずき、
裏表紙を閉じて「はー終わった」と思ったときに、
味噌汁とかが目の前に置かれたのでした。

だから午前中もまだ時間は残っているわけで、
「シューイチ」を見ながらご飯を食べ終えると、
すぐに積ん読本の棚から次を持ち出し
9月の2冊目にとりかかったのでありました。

それが、この『成瀬は信じた道をいく』。

したらなんと、その日のうちに読み終わり
(面白かったから、ずんずん進みました)
さらに翌日、
会社昼休みの並行読み本を読了(残りわずかだったので)。
8月分の冊数を9月前半でこなしてしまいましたとさ。

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