前に観たことを忘れて、
初見だと思いもう一度同じ映画に向かう。
最近はそんなに映画を観なくなってしまったので、
ぼくにはあまり覚えがないんですが、
周りにいる映画好きの友だちは、
ほとんどがかなりの本数をこなすので、
みんなときどき、というか頻繁に、
意図せぬ二度見があるようです。
最初の10分くらいで気づくときもあれば、
中には最後の最後で「あっ、これ観た」と
思い出すコースもあり、
さらなるゴージャスコースになると、
スッゲー感動して、ああ観てよかったと
打ち震えながら家に帰って、
ずっとつけている映画ノートに
日付やタイトルを書き込もうと、
パラパラと帳面をめくったとき、
数年前の日付のとこに同じタイトルを見つけ、
うそだろ、と思いながら、
買ってきたパンフレットをめくりつつ、
パンフのコレクションをあさってみると、
まったく同じのが下の方に隠れてた、
とかいう人もいます。
そんな人に
「本でも、おんなじことあるよ」
というと
「まさか本はないだろ。
本は映画より深く記憶に残るもんだよ」
って言われます。
で、この『占星術殺人事件』。
意図せぬ二度読みでした。
途中でなんとなく気づいて、
読了本リストを確認したら
2011年9月のとこにありました。
ゴージャスコース一歩手前かな。
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