2022年5月31日火曜日

『処刑宣言』(ローレンス・ブロック)読みました。


絶版とかになっていて
新刊の本屋さんでは買えないものを、
ブックオフの入荷連絡サービスを使って入手している、
という話は前にもしたと思います。

そうやって1年近く前に登録した
スィーヴン・キングさんの作品が、
ちょっと前に手に入りました。

たぶん全国の各店から
情報を集めているんだろうから、
たいていの本はそれほどのタイムラグなしで
「入荷しました」って知らせがくるのですが、
この本だけは長い間なしのつぶてだったので、
諦めかけてた、というか忘れかけてたんです。

いや、一度お知らせが届き、
そのときは悠長に構えて、
いざ購入の手続きに進んだら、
すでに売り切れてたときもありました。

まぁそんなこともあったんで、
購入後、今度はアマゾンで検索してみたんです。

すると、
ぼくは数百円しか払っていないものに、
数千円の値がついていた。

ほう、この価格差をうまく使って
商売している人がいるんだな。
そんなプロの人たちにまじり、
よくもまあど素人のぼくが
手に入れられたもんだ。
よかった、よかった。

で、この『処刑宣告』。

これもお知らせメールからの入手品。
面白かったので、よかった、よかった。




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2022年5月24日火曜日

『ビブリア古書堂の事件手帖3 〜扉子と虚ろな夢〜』(三上延)読みました。


いつも使っている本屋さんのサービスに、
登録した著者さんの新刊が出ると、
メールで知らせてくれるものがあります。

長い間、
そんな便利ツールがあるとは知らず、
書評とか広告なんかで
見逃したくない著者さんの
新刊情報がないかどうか、
注意深く見るようにしていたんです。

でも、
そのサービスを利用するようになってから、
気を緩めて書籍のお知らせ記事なんかを
読めるようになりました。

ちなみに登録している作家さんは、
藤井太洋/早瀬耕/原尞/今村翔吾/足立紳/
スティーヴン・キング/万城目学/
アンディ・ウィアー/アンソニー・ホロヴィッツ/
森見登美彦/浅田次郎/伊坂幸太郎/京極夏彦/
ローレンス・ブロック…と、もう一人。

ただ厄介なのは、
登録していない作家さんの情報も送られてくること。
たぶん購入履歴から
「あなたのお好みはたぶんこれ」
みたいに選択されてるんだろうけど、
数冊読んで、もうお腹いっぱいって
感じになった著者さんが
新刊出しますとか、漫画の原作になってます、
なんてのが送られてくる。

きっと、設定を変えると
送信しないようにできるとは思うんですが、
面倒でそのままになってます。
でも、そんなのがたくさん来ると、
欲しいと思う情報が埋もれちゃうんだよな。

で、この『ビブリア古書堂の事件手帖3〜扉子と虚ろな夢〜』。

さっき、もう一人って言った登録作家さんの本。
埋もれず、見つけ出すことができました。




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2022年5月19日木曜日

『三人の悪党 きんぴか(1)』(浅田次郎)読みました。


好みは人それぞれで、何をいいと思うか、
どれが合わないと感じるかは
違っていて当然です。

だけど、みんなが「これグット!」
と言っている作品を、ぼくだけが
「そうかな、しっくりこないんだけど…」
と考えてしまうのは、ちょっぴり寂しくもあります。

へそ曲がりであることは
認識しているつもりなんですけどね。

まあ、それだから、
なんたら文学賞受賞作なんて
惹句に乗せられて読んでみた作品が、
「えーっ、なんでこれが?」となると、
次からは同じ著者さんのものには
手を出さなくなる。

多くの人が評価しているのに、
それとは違う印象を持ってしまった経験は、
何度も繰り返さないほうが精神衛生上いいから。

ですが、
ぼくのもう一つのチャームポイントである
軟弱な記憶力のお陰で、
好み不適合ボックスに入れたはずの著者さんの本でも、
何かの拍子に手に入れて、
ページをめくっちゃうことがしばしばなんです。

で、この『三人の悪党─きんぴか(1)』。

確か浅田さんの名前は
昔あのボックスに入れた気がします。
でもいつの間にか浅田本が
本棚の1列を占領してる。不思議です。



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2022年5月17日火曜日

『人と数学のあいだ』(加藤文元ほか)読みました。

著作権法の第47条の7を引用します。

第30条の2第2項、第30条の3、第30条の4、第31条第1項(第1号に係る部分に限る。以下この条において同じ。)若しくは第3項後段、第32条、第33条第1項(同条第4項において準用する場合を含む。)、第33条の2第1項、第33条の3第1項若しくは第4項、第34条第1項、第35条第1項、第36条第1項、第37条、第37条の2(第2号を除く。以下この条において同じ。)、第39条第1項、第40条第1項若しくは第2項、第41条から第42条の2まで、第42条の3第2項、第46条、第47条第1項若しくは第3項、第47条の2、第47条の4又は第47条の5の規定により複製することができる著作物は、これらの規定の適用を受けて作成された複製物(第31条第1項若しくは第3項後段、第36条第1項又は第42条の規定に係る場合にあつては、映画の著作物の複製物(映画の著作物において複製されている著作物にあつては、当該映画の著作物の複製物を含む。以下この条において同じ。)を除く。)の譲渡により公衆に提供することができる。ただし、第30条の3、第31条第1項若しくは第3項後段、第33条の2第1項、第33条の1第1項若しくは第4項、第35条第1項、第37条第3項、第37条の2、第41条から第42条の2まで、第42条の3第2項、第47条第1項若しくは第3項、第47条の2、第47条の4若しくは第47条の5の規定の適用を受けて作成された著作物の複製物(第31条第1項若しくは第3項後段又は第42条の規定に係る場合にあつては、映画の著作物の複製物を除く。)を第30条の3、第31条第1項若しくは第3項後段、第33条の2第1項、第33条の3第1項若しくは第4項、第35条第1項、第37条第3項、第37条の2、第41条から第42条の2まで、第42条の3第2項、第47条第1項若しくは第3項、第47条の2、第47条の4若しくは第47条の5に定める目的以外の目的のために公衆に譲渡する場合又は第30条の4の規定の適用を受けて作成された著作物の複製物を当該著作物に表現された思想若しくは感情を自ら享受し若しくは他人に享受させる目的のために公衆に譲渡する場合は、この限りでない。

で、この『人と数学のあいだ』。

同様の条文を本の中で引用していて
「人間の読むものじゃないでしょ」
って感想を載せています。面白いです。



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2022年5月12日木曜日

『したいとか、したくないとかの話じゃない』(足立紳)読みました。


いつからなんでしょうかね。
「がんばれー」って
言っちゃダメな雰囲気が出てきたのは。

少なくとも学生時代には
(もう30年以上昔になるけど)
誰彼かまわず、
「がんばれ!がんばれ!」って
声をかけていた気がします。

「がんばれ」を言われると、
プレッシャーがかかって
落ち込んじゃう人がいるからだと、
聞いたことがあるけど、よくは知りません。

よくはわからないけれども、
世の中でそういわれているなら、
流れに逆らうのもなんなので、
同じ意味の違う言葉で言い換えるか。

と、優柔不断なぼくは考え、
いつもお世話になっている
「連想類語辞典」ってサイトで
「がんばれ」を検索してみました。

このサイトは、
意味が似てる類語だけじゃなく、
なんとなくの関連語や
そこから連想される言葉なんかが、
これでもかってくらい
ごちゃーと表示されるので、
何かしら見つかるだろうと思ったんです。

ところがどっこい、
出てきたのはわずか数行。

先頭は「うんとこどっこい」でした。

「裂帛の気合」なんて
読み方さえわからないのもあって、
使えるのは「フレー」か「オーエス」
くらいかな。
やっぱ、応援したかったら
「がんばれ」でいいか。
他意はなく、純粋に応援したいだけなんで。

で、この『したいとか、したくないとかの話じゃない』。

読み終わってまず思ったのは、
「がんばれー!」でした。




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2022年5月10日火曜日

『未踏の蒼穹』(ジェイムズ・P・ホーガン)読みました。


通常ぼくが並行読みしている本は3冊なのですが、
もっと突っ込んでみると、
もう1つ読み進めている本があった、
ということを前回の『記者ハンドブック』の
ところで言いました。

(昨日、その本の最新改訂第14版が
 発売されているのを知り、
 急いで本屋さんに行って仕入れてきました。
 前の13版は何年も前から使い込んでいるので
 表紙の文字が擦れて読めなくなっていたのですが、
 新しい金ピカの印刷を見ると、
 これを使って書く文章もうまくなるような気がします)

それをもっともっと突っ込んでみると、
3つのシチュエーションのうちの「会社の昼休み本」に、
ちょっとした違いがあったことを思い出しました。

ここには載せない本が1冊混じるんです。

正確に言うとそれは書籍じゃなく雑誌。
会社で定期購読しているパソコン本『Mac Fan』です。

送られてくるのが月末で、
そのとき読んでいる昼休み本が終わってから
読書サイクルに挟み込みます。

分厚い書籍を読み始めた直後に届いたりすると、
その月の中頃から雑誌に移ることもあり、
目につくところに置いているパソ本に、
なんか急かされているような気分になります。

で、この『未踏の蒼穹』。

昼休み本で、ちょうど月末に読み終わりました。
パソ本に急かされる時間もわすがで済みました。
ちょうどな感じの読後感です。




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