2026年10月29日木曜日

『冒険者カールの地球ダンジョン1』(マット・ディニマン)読みました。


2つ前の『夏帆』(村上春樹)のとき、
読書と自転車漕ぎについての考察をしました。

たしか芥川龍之介さんは
「風呂に入るのは簡単だけど、
 風呂に入ったことを書くのは難しい」
みたいに言ってました(たぶん)。

それと同じで自転車に乗るのは簡単だけど、
それを文章にするのは大変で、
ましては読書について感じているものを
チャリにて説明するなんてのは、ねえ。

だから、2つ前の感想文もどきだけでは
中途半端なんじゃないかと思って、
今回もネタをひきずっておこうかと。

何かってーと、最近感じるようになった
本を読み進めるときの重さです。

どうも文字を目で追うときの負荷が
作品によって違うような気がしてる。
上り坂なのに自転車のギアを重い段にして
漕いでいるようなマッチョ仕様の文体がある
かと思えば、
ペダルを踏まなくても転がっていくような描写ばかり
だったりするのもある。

重いものがつまらない、
軽快に読めるのが面白いって、
単純な等式になるわけではないんですけどね。
そう、作品の完成度とはまた別の話です。

で、この『冒険者カールの地球ダンジョン1』。

宇宙人の襲撃でほとんどの生命が滅亡し、
地球はなぜかゲームの舞台に改造されてしまう。
わずかな生存者がそのRPGのクリアを目指すお話。
ペダルは軽快に漕げました。

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2026年10月27日火曜日

『六番目の小夜子』(恩田陸)読みました。


前回の感想文もどきを書き始める前に、
今後は本の内容を1つか2つ程度の
短いセンテンスにまとめた一言あらすじ
みたいなものを加えようと心に決めたのでした。

でもそれを忘れて締めまで書いてしまったのは、
この前を見れば瞭然です。

作品とはまったく関係のないうえに、
およそミミズの役にも立たないような
おちゃらけ文章だけでこのスペースを埋め続けても
いいものかとの自問自答は、
毎回とまではいかないまでも数カ月いや
数年に一度は感じていて、

なんとかしようかなと、
たまには頭をよぎっていたものの、
本の内容に触れ、それについてどうこういうのは
みんなやってるし、みんなやってるのと同じなものは
やりたくないよという曲がったおへそが
生まれたときからついているし、

だけんども、
インプットするだけではダメで、
入れたものは咀嚼して自分なりの言葉なり何なりで
アウトプットしないと馬耳東風、
何も残らず素通りしていってしまいますのよ、

とどっかで聞いた気がして、
素通りじゃなく少しは残っててほしいじゃんか、

ならば、
いつものごとくのもどき文は踏襲しながら、
そこに短文あらすじを加える妥協案はいかがでっしゃろ、
と考えたのでありました。

とはいえ。
そうした殊勝な心掛けも忘れてしまってはしょーもない。
とりあえず前回は
「何者かに心身を乗っ取られてしまった母親を
 助けようとする娘のお話」
って感じにまとめておきます。

で、この『六番目の小夜子』。

いやいや面白かったです。ホントに。
学園祭にまつわる不可解な因習に翻弄されながら
高校生活の最後1年をしゃかりきに過ごす若者たちのお話。

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2026年10月22日木曜日

『夏帆』(村上春樹)読みました。


自宅と会社の距離が約10キロほど
あったときには自転車通勤してました。
もう10年以上前になりますか、
ひょっとしたら20年たっちゃうかも。

そのとき乗っていたチャリは
スピード出そうなマウンテンバイクで
ギアも十数段変えられて、平坦なとこも坂道も、
それほど力を入れずにスイスイ進んでくれました。
軽いんですね。

でも長く使っているうちにあちこちにガタがきて、
ブレーキもよくきかなくなって、
フレームももう危ないかもよなんて
自転車屋さんに脅かされるもんだから、泣く泣く廃車にし、

娘が使わなくなったママチャリを譲り受け、
今、必要なときはそっちに乗るようにしてます。
それ新品ではないんですが、
部品類はまだしっかりしていてちゃんと止まってくれるし、
暗くなったら自動であかりがつくしで、
全体的にはまったく問題なし。

でも重いんですね、ママチャリ。
同じ1コギでも前のマウンテンのようにすーっと進んではくれず、
ずずずって感じで亀ウォークのごとし。
太ももにずっしり負荷がかかるんですわ。

で、この『夏帆』。

なぜかページをめくるのがずずずーって重たく感じました。

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2026年10月20日火曜日

『プレゼント』(伊坂幸太郎ほか)読みました。


前にも書いたと思うんですが
本を買うときには会社近くにある
大きな書店に行って仕入れます。

1週間分の食料品やトイレ紙なんかの
日用品を買い出しに行く人のように、メモ用紙に
欲しい作品の題名とかをちっちゃな字で並べて記し、
それをもとに棚から抜いてレジに運びます。

頻度はだいたい月1回。予算は1万円以内(税込)。

昨日、ちょうどその仕入れ作業をしてきました。
今年の東京は去年ほどは暑くなかったとはいえ、
まだ9月のむしむし気候が肌にまとわりつく感じだったので、
握っていたメモは湿気を帯びて文字はかすれ、
老眼には厳しくもあったのですが、
1点を除いて予定通りの買い物はできました。

その当初予定のラインナップは
「冒険者カールの地球ダンジョン1・2」
「斜陽館殺人事件」「教養としての量子コンピュータ」
「了巷説百物語」「死ぬ気まんまん新装版」の6冊。

ふだんはなんやかんやとほかの用事と組み合わせて書店へ行くから、
平積みしている人気のタイトルを眺める余裕はないんですが、
このときは少し時間があったので、
おすすめコーナー的な一角をのぞいちゃったんです。

したらまぁ読むたんびに5つ星評価の
アンソニー・ホロヴィツさんの新刊が出てるじゃないですか。
「命取りのエピソード」。

申し訳ないけど「斜陽館殺人件」は
翌月回しでそっちに差し替えちゃいました。
両方とも買うと予算オーバーなので。

で、この「プレゼント」。

これは前月の予算内で問題なく手に入れられました。
面白かったです。

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2026年10月15日木曜日

『ブラッディダイスの殺人(下)』(M・W・クレイヴン)読みました。


ミステリー作品とかにはミスリードって手法がある。
そんなうんちくを知ってから、そっち系の作品は
頭の片隅に「そんなのに騙されるもんか」の
意識を持ちつつ読み進めるようになりました。

でもたいていは作者のほうが一枚上で
「ほらほら、いかにもこいつが犯人みたいでしょ。
 嘘ついてるし、何か隠しているみたいだし」
みたいなのを次々に並べられると、

強固だと思っていた「私は騙されない」の
意識はぽろぽろとこぼれていき、
ラストになって「ありゃ、そうきたかい」と
術中にハマるのが決まり事のようになっています。

まあ、それはそれで楽しいんですが、
騙しだけのためにそれ用の場面が何十ページも
書き込まれるのだとすると、
その部分の文章が「俺はもっと重要な役割のハズだ」と
反乱を起こすのじゃないかと最近考えるようになりまして。

で、この『ブラッディダイスの殺人(下)』。

上巻に続き下巻も面白かったですわ。
上巻で描かれてしばらく登場しなかったあの件は
騙しツールではあったけれど、
どうやら大反乱を起こしたようで。とっても上手です。

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2026年10月13日火曜日

『ブラッディダイスの殺人』(M・W・クレイヴン)読みました。


ネット検索はブラウザのデフォルトのまま
グーグルを使っています。

今、この感想文もどきに書こうと思った話題があり、
でも、肝心な名前が思い出せなくて
ググリで調べようとしたんだけど、
どういう単語を入力したらいいか
頭がぐちゃぐちゃしてきてしまい、

もうめんどいってことで検索窓に
「鷲は舞い降りたの中で、上官に、
 靴の中に入った泥のような嫌なやつと
 言ったのは誰だっけ?」
と、スペース区切りの単語並べじゃなく、
日本語もちとおかしいんじゃないかって
文をまんま打ち込んじゃいました。

ほんだら一瞬で
「ジャック・ヒギンズの傑作冒険小説『鷲は舞い降りた』の中で、
 そのように上官を罵ったのは、主人公であるドイツ軍落下傘部隊の
 指揮官クルト・シュタイナー中佐です」
とAIによる概要の欄が返してくるんですね、今どきは。

このサイトかな、いやこっちかな、
なんてクリックしまくってた
ちょっと前の自分は何だったんでしょう。
あ、ま、そっちの件は、また別の機会に考察します。

で、舞い降りちゃった鷲。
そうそう、そうです。
確か靴の中の泥を言うとき、
ぬかるみにはまって靴の脇から入ってくるぬるぬるした
気持ち悪いヤツとかって表現してましたかねシュタイナー中佐。

書こうと思っていたことってのは、
小説に出てきた好きな登場人物リストアップ。
シュタイナー中佐のほか思いつていたのは、
原尞さんのつくった沢崎探偵、
そのもとになったフィリップ・マーロウ、
京極夏彦さんの巷説百物語シリーズの御行の又市
なんてとこですか。

で、この『ブラッディダイスの殺人(上)』。

主人公のワシントン・ポーは、
最近、好きなんですわの中に入った仲間です。
今回も魅力発揮してます。今下巻めくってます。

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2026年10月6日火曜日

『土に触れる人はなぜ健康になるのか』(桐村里紗)読みました。


去年読んだ『ケアと編集』(白石正明)という本に
書いてあったと記憶してます。

そうはいってもそこに載っていた内容を
全部覚えているわけじゃ当然なくて、
自分のやっているのと同じようなやり方をしていたので
「あ、ぼくも」と感じたから
脳みそのひだの隅っこのほうに残っていたようで。

だけどしかし、
Me Tooだけの共感で情報を保持できるような
強靭な頭部ハードディスクは、
これまで明かしてきたポンコツ物覚え力の
トホホ話からもわかるように、
とうてい備わっていないので、

ミーツー以外にもひだに残るためのファクターは必要で、
それってのは、自分と同じと感じたやり方を、
その著者さんは否定的な見方というか、
やんないほうがよかろうねって感じの反省として
表していたからなんですわ。

なんだか
文章がごちゃついて自分でもわらんくなってますが、
とにかく、何かってーえと、リライトです。

大学の先生とか、会社の社長さんとか、その道の専門家とか、
に原稿を依頼して、あがってきたものをまとめて
記事や本にする仕事のうち、

「読みにくい文章だな、
 もっとすらすら目を通せるようにしちゃえ」
って手を入れること。

『ケアと編集』の著者さんは、読みやすく読みやすくと、
書き直した作品ほど売れ行きは今ひとつで、
多少読み難かろうが文法的におかしかろうが
なるべく原稿のままにしたもののほうが
ヒットする確率は高いっていってました。

そんなんで今回の文章も
読みにくいままにしたとかしないとか。

で、この『土に触れる人はなぜ健康になるのか』。

この原稿をもらって本にする作業を依頼されたら、
たぶん相当悩むと思います。

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2026年10月1日木曜日

『精霊を統べる者(下)』(P・ジェリ・クラーク)読みました。


前回の続き。
チャッピーだかジェミニだか(以下、生成)
のおかげで億万長者になった人の動画。
それを見たのが話の上手な友だちでした。

彼は、ならば俺もと、生成に、
住所氏名年齢はじめ生まれた時間・場所など
思いつく限りのパーソナルデータを与え
(ちなみに彼はパソコン画面で生成とやり取り)
これで最強の大吉日で最良の方位・場所はどうだ
と問うたそうです。

すると、
例のごとくすらすらすらと文字が並び
「○月○日、方位は西」と出た。
今現在、その日はまだきていません。
さて、どうなるか。

で、この『精霊を統べる者(下)』。

好みには合わなかったけど、
生成的にすらすら読めました。

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2026年9月29日火曜日

『もし血が流れれば』(スティーヴン・キング)読みました。


短くまとめられれば、
この回だけで完結するつもではあるんですが、
頭に浮かんでいる(というか聞き覚えている)
エピソードの展開がそんな簡単には
縮められそうな気がしないので、
次回に続くかもです。

ま、やってみましょう。
しゃべりの上手い友だちから聞いた話です。

きっかけは、
たまたま見たユーチューブ動画だと言ってました。

福岡出張を命じられたユーチューバーが
現地支社で大失敗して会社をクビになる。
意気消沈で東京の自宅に戻り、
仕事を探さなきゃと思いつつ
チャッピーだかジェミニだかのAI相手に無駄話していると、
彼にとってあの日の福岡は、
最強の厄日で最悪の方位・場所だったと、
チャッピーだかジェミニだか(以下、生成)が言う。

生成曰く、
それはネット上にあるあらゆる占い系情報を探った結果だと。

ならば、
最強の大吉日で最良の方位・場所はどうだと問うと、
これまで通り何の迷いもなく
「2週間後の島根です」と返ってくる。

失うものなしの彼は、生成指示に従い、指定の日に、
その県庁所在地・松江に行き、宝くじを購入した。

それがそれが一等前後賞あわせての当選。
億万長者になり、生成活用ノウハウを紹介する
動画作者のユーチューバーになった。

で、この『もし血が流れれば』。

上の話は、この本に関連するトピックがあると思って
書き始めたんですが、文章こねてるうち、
それ関連ものが何だか忘れちゃいました。
「話が上手」ってことだったかな…
キングさんなんで上手だから。でも違うな…
あ、上段の話は次回に続きます。

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2026年9月17日木曜日

『マイボディ・オン・ザ・ムーン(上)』(矢野アロウ)読みました。


冬を越し春が過ぎ夏も終わろうかというこの時季に
何を今さらの2025年に読んだ作品の振り返りします。

5つ星をつけた本の列挙を
たしか年毎にやってたような気がして、
それを去年のぶんはやってなかった気がして、
なのでやっときます。

作者ごとにまとめたので、
読んだ日付順じゃありませんが次の通りです。

巷説百物語/後巷説百物語/了巷説百物語/
嗤う伊右衛門/数えずの井戸(以上、京極夏彦)

恐怖を失った男/ストーンサークルの殺人/
ブラックサマーの殺人/キュレーターの殺人/
グレイラットの殺人/ボタニストの殺人(上・下)/
デスチェアの殺人(下)(以上、M・W・クレイヴン)

痛み、人間のすべてにつながる(モンティ・ライマン)
僕は鳥の言葉がわかる(鈴木俊貴)
マーブル館殺人事件(上)(アンソニー・ホロヴィッツ)

以上の全16冊でした。

で、この『マイボディ・オン・ザ・ムーン(上)』。

2月以来数カ月ぶりの5つ星。今年に入ってまだ2つ目
1つ目は『ランニング・マン』(スティーヴン・キング)。
2026年は不作の気配。16には届きそうもないです。

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2026年9月10日木曜日

『ホルモー燦燦』(万城目学)読みました。


始めたのはたしか、映画学校の授業で
脚本家の先生にメモ魔の話を聞いてから。

常にメモ帳を携帯してて、
何でもかんでもメモとる人がいて、
「その人、いいアイデアを出してくれるんだなあ」
って感じのことを何かのついでに言ってたんです。

それ聞いて、
自分もやろうと思いメモ帳だけは買ったものの、
なかなか習慣にはできなくて、

んじゃまあ、
何でもかんでものメモ取りじゃなくて、
読んでる本の途中に「あっそれそれ」って文章を
発見したら書き写すってことでどうでしょう、

とオンリーセルフの妥協策を捻り出し、
それならなんとか継続できて
2、3年ほどは続けていました。

んで、それやめちゃったきっかけも覚えてます。
その頃は、ネクラな性格はよくないよね
ネアカじゃないとダメっしょ、みたいな風当たりが
ものすごく強くて(少なくともぼくの頭の中では)、
明るく明るく明るくと念仏みたいに唱えている世情でした。
(少なくともぼくの半径2m範囲の世情では)

そんな社会的背景が渦巻いていたある日、
なぜそういう流れになったかは忘れたんですが、
バイト先の先輩に、〈あっそれそれ〉文章抜き出しの
メモ帳を見せたことがあったんです。

ちっちゃな文字で
日付、書名、作者、文章が並んでる紙面を
パラパラと眺めた先輩は、ふーんと言いながら帳面を返し、
ぽつんと「お前ネクラだな」とつぶやきました。
それが、やめちゃったきっかけです。

で、この『ホルモー燦燦』。

あのメモ帳を続けてれば、
きっと書いておいただろう言葉がこの作品の中にありました。
今、本が手元にないんで、うろ覚えですが
「予想できない人生を進んでいるときを青春っていうんだ」です。

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2026年9月8日火曜日

『精霊を統べる者(上)』(P・ジェリ・クラーク)読みました。


小さいサイズの文庫本にしたいのは、
好みの問題だけでなく実用的な理由もあるんです。

自宅と会社の往復に使ってる
リュックサック(往路はジョギングなので)の
ポッケには、そのサイズしか入らないから。

もし、ポカをやり、入れておくのを忘れてしまった場合、
バスの中で、ないじゃんないじゃん、とパニクってしまう。

だから、バス用書物を読み終えたら、
すぐリュックのポッケに補充します。

でも次の本が、
本棚の待機積ん読スペースにない場合がある。

そんなとき、自宅用として読んでいた本が文庫だったら、
すかさず家でその作品を読み進めるのは中断して、
リュックのポッケに放り込みます。

中断したから、自宅用にはほかのを
手当しなくてはならないんだけど、
そのときも積ん読在庫は空のまま。
並んでいるのは、一度は読んだ作品ばかり。

前回の『ノルウェイの森』の再読に手を出したのも、
そういうこんがらがった事情が後押しして
まあこれでいいか的な気持ちがあったんですわ、実は。

で、この『精霊を統べる者(上)』。

こんがらがりの末にリュックのポッケに入って、
バス車中で読み進めた作品でした。
今、下巻もポッケの中です。

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2026年9月3日木曜日

『ノルウェイの森(下)』(村上春樹)読みました。


今回の読了本は下巻ですが、
この感想文もどき前々回の上巻のとき、
万城目学さんのホルモーシリーズ再読時の
どたばたについて書きました。

過去に読み直した記憶があるから、
きっと初版時の単行本じゃなく、
ポケット版の文庫があるはずと思いきや、
どこにもなかった、と。
んで、仕方なしに大判の本を読んでみて、
こりゃ初めての再読だわ、と気づいたこと。

あらら、
「前回までのお話」みたいな内容で、
ここまで文字埋めちゃいました。
アニメとかヒーロー物とかの30分番組で、
コマーシャルまでの前半15分を
先週放映した映像でダイジェストするような
気分になっちゃいました。

実際そんな構成のテレビは観たことないけど、
あったとしたら、撮影スケジュールが間に合わずに、
1話ぶんしか撮れないから、
それを2週とか3週に分けてつくちゃえと
強引な現場進行がなされたんじゃないかと、
いや、そんなんないな。

えーと、元に戻って。あ、それ四字熟語で
閑話休題っていうんでしたね。ま、いいか。

とにかく、
ホルモー再読と同じようなトホホをやらかしたんですわ。
ホルモーとは逆で、読み直そうと思った作品を、
まるきり初めての再読だから、
デカい単行本でこなすしかないと頭から考えて、
ちっちゃい文庫版など探すことなく読み進め、
本棚に戻したその目の前に、
あったじゃないですか、ちっちゃい版。

で、この『ノルウェイの森(下)』。

上下2冊の文庫本が仲良く並んでました。
いつ読んだんだろう。
まあ、3度目でも面白かったから、いいか。

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2026年9月1日火曜日

『虚言少年』(京極夏彦)読みました。


交差点を挟んだ自宅マンションの斜向かいに
おっきな工場があったんですが、
1、2年前に取り壊されて、今は更地になってます。

グーグルマップで上から見ると、
その隣にある小学校がまるまる3つ分くらい入る大きさ。

何をしているのかわからないんですが、
建屋がなくなってからずっと、
ショベルカーなんかが地面をならすような作業をしてて、
新しい建築物がつくられる気配はありません。

ただ、
その一部だけ地ならしもされず、放っておかれている場所があり、
そこは雑草ぼーぼーになって人の背の高さくらいまで伸び、
河原によくある茂みみたいです。

そのまま何もつくらず、
ぼーぼー状態が続いてほしいなって密かに思ってます。

で、この『虚言少年』。

何度目かわからないくらいの読み返し。
読むたびに、ぼーぼー状態の茂みの中を通った
小学校の頃を思い出すのが懐かしくて。

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2026年8月27日木曜日

『ノルウェイの森(上)』(村上春樹)読みました。


少し前にここに書いた万城目学さんの
『鴨川ホルモー』と『ホルモー六景』は、
出版されてから20年たった今年、
続編が出て完結するそうで、

そんな情報を知って、ほんじゃまあ、
もう内容はすっかり忘れた先行2冊を読み返しておき、
お話の筋が頭に残っているうちに
新刊(『ホルモー燦燦』)にかかろうもくろみ、
今その完結続編のページをめくり始めたところです。

いつの頃からか、
単行本を買って面白いから再読したいと思ったものは、
それより小さな文庫本を買い直すのが習慣になっていて
(だから住宅事情によりわずかなスペースしか
 確保できない本棚がすぐ満員になってしまう)
確かこのホルモーシリーズも同じ工程を踏み
2冊とも携帯便利なサイズ版があったはずと
隅々まで家探ししたんですが、なぜか見つからず、

仕方なしにちょい大きなやつを
我慢して持ち上げつつ目を通して、

そこでわかったのは、
やっぱ文庫は買ってないってこと。
だって再読したらならば、
内容をここまで(1ミリ未満)忘れているはずないのだもの。

で、この『ノルウェイの森(上)』。

村上春樹さんの新刊が出てるようなので、
ホルモーのような続きとは違うけど、
なんか過去作読んでおこうと思いまして。

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