前回、星評価の話をしたので引きずります。
その昔、確か地震の前の年、
森見登美彦さんの『ペンギン・ハイウェイ』を読んで、
「こりゃ完璧、五つ星だ」と感激しました。
自分の感性がひねくれ児であると自覚しているぼくは、
良いと思った作品でも
人に薦めることはほとんどないんですが、
そのときばかりは、友だちに
「絶対いい」って断言しちゃったんです。
ほんでまあ、後日。
ペンギン読んだそのご友人は、
案の定「そんなでもないな」とすげないご返事。
いやいや
今回ばかりは賛同してくれると思ったのにな
と、ちょいしょげたけど、すぐ忘れ、
そして確か地震の次の年、
ひょんなことから再読したら、
ぼくもご友人の意見になってました。
で、この『マイクロスパイ・アンサンブル』。
読了直後、友だちに薦めようと思いました。
でも再読後にしとこかな。
**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら。
**********************