「ハイお口を開けて。あ〜ん」
とか言って、スプーンで食べ物を差し向け、
パクッとしようとした瞬間に、
さっとスプーンを引く。
上下のくちびるはむなしく空振りして、
間に食べ物を挟めない。
たいていの人なら、
一度はやったことあるだろうし、
やられたこともあるでしょう、
そんなイタズラ。
ときには、
そのアレンジバージョンで、
「あ〜ん」と言いながら口を開けさせ、
パクッとする直前で
スプーンを少し持ち上げ、
鼻に食べ物をつけたりする芸達者もいます。
じらしの悪ふざけです。
(関係無いけど「じらし」と「ジェラシー」って
語感も意味も似てますね。「津波」みたいに
日本語から英語になったのかも……ちゃうな)
じらしと言って今思い出したのは、
馬の目の前にぶら下げたニンジン。
馬の背に乗って、
ニンジンをぶらさげた棒を前方にかざし、
馬にそれを追いかけさせる。
そんな場面をアニメか何かで
見たような気がするけど、
あれ、ホントに効果あるのかな。
で、この『黙示(上)』。
上巻を読了。
物語は、いつ大きく動き出すんだろうと、
じりじりじらされてます。
きっと下巻はすごくなるって思うけど……。
ちゃうのかな。ぶらさがったニンジンかな。
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