2026年7月24日金曜日

『文明怪化奇談』(荒俣宏)読みました。


もうだいぶ前になりますが、
アマゾンで出している電子書籍が、
その名の通りスマホやデジタル端末だけでなく、
簡易印刷した紙の本として発売できるようになったと
知らせを受けました。

コンテンツを提供している著者側というか
出版社側というかは特に何もしなくてよく、
アマゾン側がそこにアップされているデータを
勝手に印刷してくれて製本もしてくれて、
購入者に送ってくれるのだとか。

本といえば今までは同じ書籍を大量につくらないと
1冊の単価がとんでもなく高くなってしまうから
採算がとれないといわれていたんだけれど、
オンデマンド印刷とかいう方法で
1冊だけでも比較的安価につくれるようになったとか。

携帯にしてもパソコンモニターにしても
長い文章を画面で読むのが苦手なもんで、
そういうサービスが出てくれると助かる気がするけど、
まだためしたことないんですわ。
読書の方法うんぬんをいう前に、
ネット通販自体が苦手なもんで。
まずはその克服からかな。

で、この『文明怪化奇談』。

帝都物語が紙の本で読みたくて探しているけど、
見つからないから同じ著者さんの
新しく出た本を読みました。
帝都を探す意欲、ちょびっと減退したような気がしました。

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2026年7月22日水曜日

『カウンセリングとは何か』(東畑開人)読みました。


人里離れた山奥にこもって
……と書く前に
「人里離れた」は、いかにも紋切り型の表現だから、
使い古されていない面白い言い方にしたほうがよくないか、
と頭の中がぐつぐつしてきて、

「ポツンと一軒家ってテレビ番組があるけど、
 あそこに出てくる場所よりも
 もっとぜんぜんひと気がない」とか
「熊や猪さえ出そうもない静まり返った森の中」とか、
いろいろ浮かんでは却下してたら、

いつの間にか指が勝手に動いて、
モニターに「人里離れた」の文字が表示されてて、
それ見ると、
これまでの人生で
この言葉を何かの文章に書いた覚えはないぞ、初体験なんじゃね、
とたぶん海馬あたりの
言い訳を作成するニューロンネットワークが作用したもんだから、
まいいか、とそのままにしました。

でもそのままだと、
読んだ人がステレオタイプの言葉しか持たぬ哀れなヤツと思って、
かわいそうだから施しをしてあげようなどと考えて
金品が送られてきても困るので、
そのままにした経緯を説明したらこんなに長くなっちゃいました。

言いたかったのは、
その人里離れた山奥で、
何年も人に会うこともなく修行を続けていたお坊さんが、
あまりに孤独なもんだから、
幽霊でもいいから話し相手が欲しいと望んだこと。
孤独ってそんなに耐えられないものなのかなと疑問に感じたこと。

で、この『カウンセリングとは何か』。

いい本だと思います。
それと、孤独はいかんものってのが前提なんだなと思いました。

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2026年7月14日火曜日

『ビブリア古書堂の事件手帖Ⅴ〜扉子と謎めく夏〜』(三上延)読みました。


うちの本棚をさぐってみたら、
マンガは数える程しかありませんでした。
残っていたのは何かの資料にするため買った
文庫の『天才バカボン』1・2巻と大友克洋作品。

たしか大友作品は映画学校時代にはまって、
『童夢』をごくごく飲み込んで、
『AKIRA』をがつがつ消化してから、
これは永久保存でしょとつぶやきつつ
仕舞い込んだ記憶があります。

出版されてすぐ買ったはずだから
どちらもたぶん初版本です。

だけども、
今回のちょこっと探索作業で出てきたのは
『気分はもう戦争』と『ハイウェイスター』の2つだけ。

奥付を見たら2つとも初版ではありませんでした。

きっと、『童夢』『AKIRA』だけでは飽き足らず、
他も読みたくなり、しばらく後に手に入れたものでしょう。
ま、とにかく、
最初の2冊がなぜ見当たらないのか不思議なんです。

で、この『ビブリア古書堂の事件手帖Ⅴ〜扉子と謎めく夏〜』。

初版の『童夢』が結構な価値があると、この本で知りました。
もう少し真剣に探します。
そんな情報を教えてくれたビブリアシリーズは
最初から読み続けてます。高いクオリティがずっと維持されてて
今回もそれが続いてて、うれしかったです。

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2026年7月9日木曜日

『スプラッシュマンション』(畠山健二)読みました。


前回書いた『暗黒の瞬間』のときは、
久しぶりに面白かった翻訳ミステリなんだけど、
ニコに至らずともクスってくらいは
笑える要素が入ってると嬉しいのにな、
などと、ないものねだりをしてました。

つくる側がユーモアシーンを組み込むに
どんだけ苦労するかわかっているつもりだけども、

こっちとら、
涼しい部屋で寝っ転がって目で文字を追ってるだけなんで、
ついつい贅沢言っちゃうんです。
(だからこそ贅沢を言っちゃいかんだろとも思います)

ほんでもって、その暗黒本を本棚にしまって、よし次だ、
と手を伸ばす先の積ん読本コーナーには
本屋さんから仕入れてきたばかりの
4冊の真新しい未読書籍が並んでいました。

いずれも何かしらの興味があって入手したものだから、
どれから始めてもいいんですが、そこはやっぱり、
この前足りなかったものがちょぴっとでも入ってるやつがいい。
炭水化物と脂質とタンパク質っていう
最低必要な三大栄養素は十分摂取した気がするけど、
どうも体調が今ひとつなんで
ビタミンとミネラルを補うべきでしょ、みたいな。

4つの作品は、『文明怪化奇談』(荒俣宏)、
『ビブリア古書堂の事件手帖Ⅴ』(三上延)、
『チャックの数奇な人生』(スティーヴン・キング)。

 と、この『スプラッシュ マンション』。

ほかの3冊はまだ手をつけてないけど、
たぶんこの選択が最良だったと思います。

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